689163 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

System of a Down

System of a Down

Category

Favorite Blog

現代版攘夷論 アンレッドさん
─ 灼熱 ─ HEAT1836さん
海外&ビジネス、お… tkjoe@tkさん
FROM  NEW  YORK NYのゆーみんさん
ZAPPLEの部屋 マナティー2003さん
For world peace... Voielacteeさん
スクランド日記 素ーさん
福島 第一原発事故 … R-Ohさん
アメリカでの徒然な… kiminckさん

Comments

康一256@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮 お久しぶりです。 硫黄島からの手紙は…
cnmi_joe@ シカゴ懐かしいです 留学してから現地の会社で働いて、7年間…
Voielactee@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮(12/27) お久しぶりです。 よんでいるだけで感動…
Voielactee@ Re:「硫黄島からの手紙」と加瀬亮(12/27) お久しぶりです。 よんでいるだけで感動…

Freepage List

2005.05.17
XML
カテゴリ:アメリカ生活

5月8日サンディエゴへ行った時、昔のルームメイトブライアン にあった。「サンディエゴに来ているんだよ」とブライアンに連絡したら、会おうということになってオーシャンビーチに住む友達A君の家で落ち合うことになった。


ブライアンとの出会いは、1999年の冬。ちょうど留学し始めて3ヶ月くらいのとき、アメリカ人のルームメイトT君と一緒に住むことになったいきさつはすでに述べた( 2004.08.26 の日記)が、そのとき部屋をシェアすることになったのがブライアンだった。


その当時18歳だったブライアンに初めてあったとき「バンドをやっている」と聞いた。だけど、僕の中で「バンド」というのは、高校あがりでそこら辺でやっているアマチュアバンドのイメージしかなかったが、レコーディングした曲を初めて聴いたときその「思い込み」は誤っていたことに気がついた。


それは、彼のバンド Hornswaggledとの出会いであったし、僕がパンク・メタル系の音楽のとりこになるきっかけとなった。


Hornswaggledとの出会い


日本にギャル語があるように、アメリカでも若者が話す言葉(スラング)がある。日本人でギャル語を理解するのを苦労するように、英語でもスラングはまったく別の言語のように思える。


ましてや、英語すら習得していない外国人(もちろん僕)にとっては、スラングは第3ヶ国語に等しかった。つまり、語学学校の先生が言っていることが分かっても、ブライアンの話すスラングは全く理解できなかった。


ブライアンと知り合ってすぐ、はじめて彼と2人で外出した(今でも忘れない、ブライアンのぼろいトヨタ・カローラ89年でね)。


ブライアンの話を理解することができない。「何をはなせばいいのだろう」と悩んだりしていると、 沈黙がとても長く感じる。英語ができない僕にとって当然血圧があがった。そんな緊張の中、僕を救ってくれたのはHornswaggledの音楽だった。


「僕のバンドのつい最近レコーディングしたCDを聞く?」とブライアンが聞いてくれた。


「もちろん!」


僕としては「音楽がかかっていれば話さなくていい」という安心感が先行したのだが、最初の曲を聴いたときにバンドのクオリティーの高さに驚いた。



Help Or Hinderance(MP3) :そのときの聴いた曲



まずドラムがすごい。ここまで早くたたくドラマーはなかなかいない。さらに、そのボーカルの声がブライアンの声とは信じられなかった。

「このボーカル、本当にブライアンなの?」とおもわず聞いてしまった。



余談だが、Hornswaggledの曲のうち、最初のレコーディングはLivin' La Vida Lazyの4曲だった。この頃はメタルバンドというよりは完全なパンクだった。軽めのギターサウンドに、ドラムは最速のビートを求める。よく言えば快速、悪くいえば「うるさい」。おどろいたのはボーカルのレコーディングの時間だ。ブライアンの時間は1時間しかなく、コーラスをふくめて1曲あたり15分で仕上げたてしまったのだからすごい。



■ ロックFMで初放送


サンディエゴのロックFM 91Xに彼らの曲(Help Or Hinderance)がオンエアーされたのは、それから3ヶ月後だった。深夜12時からはじまるパンク・メタル系の番組で放送された。


番組のDJには、すでにCD(Livin' La Vida Lazy)を渡しており、「今度流すよ」といわれてからなかなか流してくれなかった。そこで、バンドのメンバーやその友達が91Xに電話でHornswaggledをリクエストしまくった。


番組がはじまって1時間ほど待たされただろうか、多数のリクエスト努力の結果、無事オンエアーされた。その日にはドラマーのブライアン(G) がうちに遊びにきて小さなパーティをしていたのだが、曲が流れた瞬間僕らは喜んだ。そのときにドラマーのブライアン(G)が僕にいったことを今でもよく覚えている。



「あと3年だ。3年後に僕らはメジャーデビューする」と目を輝かせて言った。



あれから5年が経った。残念ながらメジャーデビューの目標を達成していない。ただ、先週ブライアンから最新のレコーディングの曲を聞いたとき、Hornswaggledは着実に実力をつけて来ている。


(長くなったので、続きは明日)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.05.17 15:57:14
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.