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カテゴリ:小説
読んでいるとイライラしてくる。
でもこのイライラは、内容がくだらないとかそういう種類じゃあない。いつの間にか物語に入り込み「男にはまりこむ主人公を傍観している自分」がイライラしているのだと思う。 特別なのかそうでもないのか、ここまで極端な人間っている?と言いたくなるのに、かならずどこかで見聞きしたことのあるタイプの人間ばかりが登場する作品だと思います。 角田さんの作品に、俗に言うハッピーエンドが存在しないと予想しつつ読んではいるものの、最後の最後はそうきたか!と思わせてくれる内容です。 なさそうである。 いなさそうでいる。 小説なのに現実的。 角田光代作品の魅力がつまってます。 愛がなんだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月18日 16時18分57秒
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