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カテゴリ:映画・テレビ・本
最近。
めったに見ないテレビをつけるとNHKのnewsで瀬戸内さんのケータイ小説「あしたの虹」の特集をやっていて、瀬戸内さんがケータイ小説にチャレンジしたドキュメントをやっていました。 気になっていたのですが、わずかに時間ができた今日、1時間ほどで読みました。 最初は、ぎこちないワカモノ言葉を読むのがつらくなり、やめてしまおうかと思いましたが、中盤あたりから瀬戸内さんの主張がありとあらわれてきて、高校生の子たちでも 男女のあいだに哲学があるというのか・・・ 源氏物語、、、千年経ても、変わらない 男女のあいだのこと。 運命、縁、性のこと、罪、永遠性・・・ 瀬戸内さんが 若い人たちに 瀬戸内さんの経験をとおして 表現したい 男女の愛のこと、生命の尊さ、それらを 最後はほんとに涙ながらに読んでいました。 感動しました。最後は こころをひきつけて 幕を閉じる・・・ うわぁ やっぱりうまい!! と関心、感動致しました。 読み終えたあと、おそらく光源氏をモチーフとした「ヒカル」 の存在、清く真白なる美しい光を内面で感じ、余韻が残りました。 NHKのニュースで瀬戸内さんは、ケータイ小説にチャレンジしたことを 『若い人たちが好きだから』とおっしゃっていて、書き始めても 最初はケータイでうとうとしても無理で、途中原稿用紙に切り替わり それでも、編集者に何度も何度もワカモノ言葉に直され、大変御苦労を なさっているようでした。 こういう大人の姿をみたら、若い女の子たちのこころは 動くんだろうなぁとその特集を見て感じました。 瀬戸内さん、素敵な小説をありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.05 14:00:30
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