映画「キャッツ」を観た……観てません。
WOWOWで映画「キャッツ」を観ました。すみません。嘘をつきました。……途中から画面見ず音楽だけ聴いてミシン動かしていた。音楽は良いよ音楽は! あげく最後まで観ずに切っちゃった。だってキモいんだもん。いや、はじめはまじめに観ていたんですよ。猫耳猫しっぽの人間に「んっ?」となって、猫人間がおまたおっぴろげてカキカキするシーンで「うえっ」となって、ネズミ人間とゴキブリ人間で「うぉぉーっ」となって、猫人間がゴキブリ人間を食べるシーンで「ごはぁっ」(吐血)となった。知ってるよ。猫ってゴキブリ食べるよ。うち、猫を飼い始めてからゴキブリいなくなったもん。でもさ、そんなところをリアルにしなくていいんじゃない?劇団四季のキャッツを観たのはずいぶん前だけど、華やかで楽しくてキラキラだった。ストーリーは舞台と同じだけど、映画は退屈に感じた。起承転結の転がないというか、山がないんですよね。劇団四季のミュージカルはあんなにおもしろかったのに、なんで映画になるとこんなドドメ色になっちゃうんだ?舞台には舞台の、映画には映画の特徴があって、作り手はその特徴を理解する必要がある。安易なメディアミックスはとんでもないことになるんだなと感じました。映画はアレけど、劇団四季のキャッツはいいんだからねっ!劇団四季/劇団四季ミュージカル『キャッツ』 メモリアルエディション《通常盤》 【CD】