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南参道の途中の左手に明治神宮御苑の入り口(東門)がありますが、ここは御苑の裏門でして、表門(北門)は南参道から正参道に入って直ぐ左手にあります。
ここは江戸時代、加藤家、井伊家の大名屋敷の庭園があったところですが、皇室の御料地になってから、明治天皇と昭憲皇太后が度々お二人で訪問され、皇后陛下が気に入られたところでしたので、明治天皇自らが設計し、散策の場として整備させたと言われる庭園です。 御苑に入ると直ぐ隔雲亭という木造の建物が見えますが、昭憲皇太后の休息所だったところで、現在の建物は戦後の昭和に再建されたものです。隔雲亭から見下ろすところにある南池は、井伊家の庭園時代からあった自然の池です。 (写真1、2) 南池にはお釣台があり、その先には細長く菖蒲田が続きます。曲折した小径が菖蒲田に沿って延びていき、小高い所には休憩所の四阿(あずまや)があり、武蔵野特有の雑木林が菖蒲田を囲んでいます。 (写真3、4) この菖蒲田は明治天皇が皇后のために水田に花菖蒲を植えさせたもので、5月には見事な花を咲かせます。 (写真5) 明治神宮御苑の最奥に湧き水の清正井(きよまさのいど)があり、菖蒲田と南池の水源となっています。江戸時代初期の武将、加藤清正が自ら掘ったという伝説も残る井戸でして、近年、パワースポットとして人気が高く、多くの人が訪れています。 (写真6、7) (以上) 人気ブログランキングに参加しています。応援をよろしくお願い致します。 人気ブログランキングへ 写真1 隔雲亭 写真2 井伊家の庭園時代からあった南池 写真3 お釣台 写真4 曲折した小径と菖蒲田 写真5 菖蒲の花咲く頃 写真6 清正井(きよまさのいど)で順番を待つ行列 写真7 清正井(きよまさのいど)で水くむ人たち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.04.01 20:49:05
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