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東京今昔物語  (写真の世界 http://wakowphoto.world.coocan.jp/ より)

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2023.02.19
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カテゴリ:カテゴリ未分類
寒い日が続きますが、この季節に人気があるのは鍋料理で、その一つに泥鰌鍋(どじょうなべ)があります。泥鰌料理は江戸時代からあった古い料理で、今でも浅草、本所、深川には江戸の伝統料理として食べさせる泥鰌料理屋が数軒あります。

江戸情緒が残る淺草界隈では、町人文化が栄えた文化文政時代に駒形橋の袂で開業した老舗の「駒形どぜう」があり、国際通りから河童橋本通りに入って直ぐ右手に「どぜう飯田屋」があり、隅田川を吾妻橋で渡って少し行くと右手に「どぜう平井」があります。
(写真1,2、3)

いずれも泥鰌を「どぜう」と書いた看板を掲げて営業していますが、「どぜう」という表記は、江戸時代から戦前まで使われていた歴史的仮名遣いであって、奇を衒った表記ではありません。文芸評論家の福田恆存氏は「表記法は音にではなく、語に隨ふべし」と云っていますから、歴史的仮名遣いで「どぜう」と書くのは文学的にも正しいことなのです。

江戸時代から土用の丑の日に鰻を食べる習わしがありましたが、「どぜう」もカロリーが低いのにビタミン類を豊富に含み、カルシウムも含む優れたれ食べ物でしたから、冬だけでなく暑い夏にもスタミナ料理として広く食べていました。

「どぜう」は泥臭い魚ですから、臭い消しに煮込んだ泥鰌の上に輪切りの長ネギを沢山掛けて食べます。骨と内臓を抜いて煮込むどぜう鍋と、まるごと煮込むどぜう鍋がありますが、まるごと煮込む鍋は、内臓の苦みがあるので食通は渋い味と言って好むそうです。
(以上)

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写真1 どぜう 駒形


写真2 どぜう 飯田屋


写真3 どぜう 平井





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Last updated  2023.02.19 15:47:16
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