426239 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Satchanから自然便り

Satchanから自然便り

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

2006/10/25
XML
カテゴリ:野鳥
Baltimore Oriole
Icterus galbula
Icteridae ムクドリモドキ科
ボルチモアムクドリモドキ
8.75 inches (22.23 cm)

Baltimore Oriole 04
Cabin John Regional Park, MDにて
2006.05.24

**************************************


 春に綺麗な歌声を響かせてくれるメリーランド州の州鳥です。半テンポ遅れるように声を出し、「・・・っ」と音を奏で始めるように聞こえるのは私だけでしょうか。野球チームの名前でも有名です。素晴らしく鮮やかなオレンジで、その美しさには会う度に感動します。この辺りのバーダーが待ちわびている夏鳥の一つでしょう。州鳥なだけにもっと綺麗な写真を撮りたかったのですが、ぼやぼやしているうちに、営巣を終えて帰ってしまいました。Orchard Orioleが渡り始める頃には声も聞こえなくなり、7月下旬頃には見かけることがほとんどありませんでした。

 高い木の頂上付近にいることが多いです。時折、低いところにも降りてきますが、動きが早くて、なかなかゆっくりと楽しむことができません。近くの公園で、Sycamoreの木に特徴的な袋状の巣を作り、営巣している様子を見ることができました。巣がぶらぶらとぶら下がる様子は見ていて、落ちてきはしないかと心配になってしまいます。秋~冬に、な~んだ、こんな所にもあったのか、と営巣後の巣を見かけることもしばしば。

 頭から背中にかけて黒く、体下面は鮮やかなオレンジです。雌は、体下面のオレンジ・背中の黒共に全体に色が淡い感じ。よく似たBullock's Oriole (I. bullockii)の雄は、顔もオレンジで、黒いアイライン、太く白いウィングバーが特徴的です。概ね、東にBaltimore Oriole、西にBullock's Orioleが分布し、生息域が重なるエリアでは、交配種も見られるようです。かつてこの2種はNorthern Orioleと一まとめにされていたのですが、最近2種に分けられました。

 北米中西部・中部~北東部・東部にかけて夏鳥。ノースキャロライナ州南~フロリダ半島にかけて冬鳥となります。昆虫・果実・花の蜜などを食べます。私はフィーダーでは見たことがありませんが、半分に切ったオレンジや砂糖水にやって来るようです。ハチドリ用の砂糖水が入ったフィーダーに来ている様子を写真で見かけました。

Baltimore Oriole 03
もうちょっと、こっち向こうよ!
Cabin John Regional Park, MDにて
2006.05.24

Baltimore Oriole 02
お~い、こっち向いてってば!
Brookside Gardens, MDにて
2006.05.01

Baltimore Oriole 01
せっかく向いたと思ったら、尾が・・・。
Brookside Gardens, MDにて
2006.05.01

**************************************
以下はデジスコ導入前の想い出の作品♪

Baltimore Oriole
2羽写ってます。
こんなような豆粒写真が、たくさんあります。
Cabin John Regional Park, MDにて
2003.05.15





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/10/26 09:47:01 PM
[野鳥] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.