カテゴリ:野鳥
Poecile atricapilla Paridae シジュウカラ科 アメリカコガラ 5.25 inches (13.34 cm) Cornell Lab of Ornithology, NYにて 2006.09.03 ************************************** 2006年9月、ニューヨーク州へ旅行した際に見ることができました。D. C. 近郊で見慣れているCarolina Chickadee (P.carolinensis)とどう違うのか、これまで何度も何度も図鑑を眺めていました。探鳥会などでよく聞く見分けポイントは、喉元のライン。Carolina Chickadeeの黒い喉あて下のラインが綺麗にまっすぐなのに対し、Black-capped Chickadeeではやや凸凹ラインになるとのこと。写真でも見比べてみて下さい。また、図鑑では、次列風切・首の後ろがBlack-capped Chickadeeではより白いとのこと。私の写真では分かりにくいのですが、実際に目にしてみると、次列風切・雨覆い付近(羽の付け根辺り)の白が強い感じで、首の後ろの白も際だっていました。振り返った姿は、白が強く、剃り込みを入れた感じ(?)。 それよりも何よりも、大きさがかなり違いました。Carolina Chickadeeが 4.75 inch (12.07 cm)で、Black-capped Chickadeeが5.25 inches (13.34 cm)です。単体で見るとわかりにくいかもしれませんが、フィーダーでHouse FinchやAmerican Goldfinchと並ぶと、その違いは明らかでした。 Black-capped Chickadeeは、私の住むメリーランド州はちょうど分布域から外れています。D. C. 近郊では、アパラチア山脈付近が分布域に入っており、ヴァージニア州のシェナンドア国立公園で探したりしました。Carolina Chickadee はアパラチア山脈付近で分布域から外れるようですので、アパラチア山脈付近で見られるコガラは本種ということでしょうか。ちなみに公園のスタッフ達によると、この辺で見られるコガラは90%以上の確率でキャロライナとのことです。 西はカリフォルニア州北部~ユタ州・コロラド州以北、中部ではカンザス州・ミズーリ州・イリノイ州・インディアナ州以北、アパラチア山脈、東部ではオハイオ州・ペンシルバニア州・ニュージャージー以北からカナダにかけて広く分布します。木の枝から枝へと軽く飛び移り、昆虫・種子・ベリー類を食べます。ニューヨーク州のフィーダーでは常連でした。冬には群れを作り、春になると繁殖に備えて、それぞれのカップルに分かれます。 うっかり削除して捨ててしまいました(涙)。 Cornell Lab of Ornithology, NYにて 2006.09.03 近くの公園に同じようなポールがあるので、そこに止まったCarolina を撮影できれば、少し分かり易いですね、きっと♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/19 11:42:57 AM
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