日本ではうなぎのぼりで死因の1位のがんは、アメリカでは死因2位で、1位は心疾患です。
予防策、治療策が進んで、90年代後半からがんの死亡率が下がっているそうです。
よい代替医療を積極的に活用しているからとの指摘もあるそうです。
予防に勝る治療はありませんので、常にベストと思われる予防策を実践し続けたいと思います。
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米国でがんと診断された患者のうち、3人に2人が5年後も生存できることが分かった。米疾病対策センター(CDC)が発表した。
5年生存者は980万人にのぼり、30年前の3倍に増えていた。
国立がん研究所(NCI)の統計(71~01年)をもとに、CDCが5年生存率を計算した。
70年代には50%だった生存率が、95~00年に診断された患者では64%に向上していると推定できた。CDCは「2010年の5年生存率は70%になる」とみている。
実数は300万人(71年)から980万人(01年)に増加。980万人のうち22%が女性の乳がんで最も多く、前立腺がん(17%)、結腸直腸がん(11%)と続いた。診断から20年以上過ぎている人も14%に上った。
CDCは、検査法や治療法の進歩が生存率の向上につながっていると分析している。ただ、検査法が進歩した結果、放っておいても致命的ではない「おとなしいがん」を診断する例が増えたためだとの見方もある。
日本では、同水準で同規模の調査は実施されていない。ただし、都道府県レベルの地域がん登録のデータでは、5年生存率は十数年前に比べて上昇傾向にある。大阪府では75~77年の30.4%に対し、93~95年は40.8%となっている。
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