とても悲しく、辛い情報です。
死んだらすべてが終わります。
たった一度の人生を自ら終りにするには、深刻な理由があることはわかりますが、死んだらすべてが終わりです。
死ぬほど辛くても生きていれば何とかなります。
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自殺死亡数、2003年は3万2000人超え過去最悪に 4、5月が特に危険
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「男女4人が集団自殺、車内に練炭」「介護疲れ?88歳女性と二男が死亡」「マンションで母子飛び降り」。
2月の新聞記事に並んだ自殺。
これらのニュースがほんの10日ぐらいの間に相次いで報道された。
ここ数年、日本での自殺者は増加の一途をたどり、一昨年の調査では1年間で
3万4427人と史上最悪の記録を更新。
全国のどこかで毎日100人近い人が自殺するという異常事態だ。
▼先進国の中で最多
自殺者3万人は交通事故による死亡者の数倍。自殺は交通事故より身近な「死」なのである。国際的に見ても、日本の自殺率が先進国でトップクラスであることがWHOの調査で明らかになっている。
昨年の9月に行われたこの調査は、データが入手可能な99カ国を対象に比較したもので、人口10万人あたりの自殺者数を比率に換算。
世界全体で最も多かったのはリトアニア(44.7人)で2位がロシア(38.7人)だが、日本は第10位に位置している。
旧ソ連・東欧圏を除く主要先進国で比較すると、日本(24.1人)は、アメリカ(10.4人)、ドイツ(13.5人)、フランス(17.5人)と比べてかなり高い。6年連続して、先進国の中で日本人の自殺者が最多となった結果に対しては、海外には自殺が重い罪とみなされるカトリックの国々に比べ、「腹切り」の伝統があり自殺に寛容な文化的土壌が、日本人の自殺を増やしていると分析する学者もいる。
▼働き盛りの男性の自殺が急増
そんな伝統が現代にも息づいているかは疑問だが、昨今、自殺者が増加した原因は複雑だ。リストラに遭い生活苦のために自殺する中高年、働き盛りの過労男性、うつ病患者、そして若い人たちの集団自殺…。中でも警察庁生活安全局が調査した2003年のデータで目立ったのは、働き盛りの自殺だった。30代、40代の自殺者は前年よりそれぞれ17%、12.1%増加し、ほかの年代と比較して増加のペースがもっとも速いことが分かっている。
働き盛りの男性の場合、仕事が原因で精神障害を起こし自殺に追い込まれているケースが多いようだ。厚生労働省の調査によると、2002年度に労災認定を受けた人のうち、仕事のストレスが原因で自殺した人の半分が、月100時間以上の残業をしていたという。
この異常事態を防ぐために、国を挙げての対策と企業による労務管理が求められるが、何より、サラリーマンは自分で健康管理をすることが一番の防止策だ。ほとんどの人が自殺する前にうつ状態になるため、うつの症状が現れたら早急に精神科の相談を受けることが必要だ。うつ状態でも体の不調と勝手に判断するケースが多い。
うつは主にストレスが原因でだれもがかかりうる「心の風邪」のようなもの。適切な治療をすれば治る病気だが、深刻な事態にならないためにも日ごろのストレスは上手に発散していこう。