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カテゴリ:病気・医療関連
認知症予防は他の病気予防と同様のよい生活習慣がわかってきていますが、今回の研究では食生活との関連性が示されています。
ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上するそうです。 最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。 認知症とは一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。 日本でも認知症は増加し、厚生労働省の最新調査では認知症患者は462万人、65歳以上の15%と従来推定より大きく増え、認知症予備軍の軽度認知障害患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の新たな調査で認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。 2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。 また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているように戦後の日本人らしく自己責任意識が希薄です。 しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。 ・脳を鍛えるには運動しかない ・1日に3時間立って過ごすとマラソンと同じくらい健康に良い ・長時間のデスクワークによる体の不調を軽くする7つの方法 ・仕事に詰まったら、やっぱり歩くのがベスト:研究結果 ・デスクワーク中心の人の運動不足を解消 運動は生産性も高める ・「座る時間」が1時間増えるだけで身体が不自由になるリスクが1.5倍に ・長時間座る高齢女性は死亡リスクが高い ・座りっぱなしの生活は早く老ける!? ・世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか? ・長時間座り続けることの弊害 ・オフィスで立って仕事をする時代がやってくる ・座っている時間が長いと糖尿病 を招く ・座りっぱなしの生活で高まる慢性疾患リスク ・1日11時間以上座る人では死亡リスクが40%以上増大 ・長時間の座位姿勢は成人病リスク高める、スウェーデン研究 世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、 1.運動習慣をつける。 2.高血圧を改善する。 3.人的交流など社会認知活動を増やす。 4.2型糖尿病の改善する。 5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。 6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。 7.禁煙する。 8.うつ状態の改善。 週刊文春2013年11月14日号に出ていたデュアルタスク・心拍数ウォーキングや学習療法がよさそうなので学習療法士の資格を取りました。 時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。 認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。 私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。 私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 関連ブログ 新しい順 アルツハイマー病、生活習慣改善で世界数百万人の発症予防 知的な活動でアルツハイマー病予防 認知症の原因はここまで“見える”ようになった 近い将来のアルツハイマー発症を血液検査で予測! 「認知症を生きる」 週刊東洋経済3月3日発売号 炭水化物の摂り過ぎはアルツハイマー病を招く 血糖急上昇が脳にダメージ 認知症の予防法 脳を鍛えて「長寿脳」を作り上げること ****************************【以下転載】**************************** 認知症治療にいまだ光が見えないなか、多くの専門家がいま「予防」に注目している。 福岡県久山町の地域住人を観察した日本最大の疫学研究「久山町研究」でも、認知症の予防が期待できる食品について調べている。その結果が、今年4月の論文に掲載された。この調査の特徴は、食品や栄養素ではなく、「食生活」を対象にしたところ。この研究に関わった九州大学大学院環境医学の清原裕教授は言う。 「大豆・大豆製品、野菜、海藻類を増やし、米とアルコールを減らす食生活が、認知症の発症リスクを大幅に下げることがわかりました。具体的にいうと、この『予防食』をとっている群は、とっていない群よりも3割以上も認知症の発症リスクが下がっていたのです」 この調査は、認知症のない60歳以上の千人以上を15年間追跡したものだ。最初にこの人たちの食事内容を調べて、追跡期間中の認知症発症との関係を調べた。 「魚や果物と認知症の発症のリスクについては、強い関係はみられませんでしたが、たくさんとったほうがよい傾向がありました。一方、肉や麺類、塩分は関係がみられませんでした」(清原教授) ここで一つ注意したいのは、「米」の扱いだ。清原教授は続ける。 「これは、“米を食べるな”という意味ではありません。“同じカロリーのなかで、ご飯の量を減らし、大豆や大豆製品、野菜、海藻など予防効果のある食品を増やしたほうがいい”ということです。ご飯でおなかがいっぱいになってしまうと、ほかの食品がとれませんからね」 さらに、この予防食に、もう一つ加えたほうがいい食品がある。牛乳・乳製品だ。これも久山町研究で、認知症予防が期待できる可能性が明らかになった。 牛乳や乳製品については、海外の地中海食(果物、野菜、穀物、豆類をとり、油はオリーブオイルを使用。肉や卵は少量とるという地中海周辺地域の伝統食)の有用性を報告するいくつかの研究では「控えたほうがいい」とされている。ところが、今回はとったほうがいいという結果が出た。 これについて清原教授は「日本人は欧米人に比べて、牛乳や乳製品の摂取量がもともと少ない。もう少しとってもいいのではないか」と分析する。 「少しのご飯にたくさんのおかず、それに牛乳という組み合わせは、現実的ではないでしょう。1食ですべての食品をとるのではなく、朝食はパンとサラダと卵料理に乳製品。昼や夜はご飯に納豆、野菜の煮物のような和食というように、工夫してください」(清原教授) ここまでは「とるとよい食」をみてきたが、逆に「食べると認知症になりやすいもの」はあるのだろうか。 群馬大学大学院保健学研究科の山口晴保教授によると、牛肉や豚肉、そのアブラに含まれる「飽和脂肪酸」や「n-6系多価不飽和脂肪酸」、マーガリンやショートニングで使われる「トランス脂肪酸」などは、認知症のリスクを上げる可能性があるという。 「ただ、健康維持のためには、これらの脂質を一定量はとったほうがいいでしょう。肉はまったく食べない、という偏った食事をするのではなく、バランスのいい食生活を心掛けることが重要です」(山口教授) (出典:週刊朝日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/07/19 05:33:39 AM
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