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カテゴリ:The Closer(クローザー)
「執着の果て」
いきなり気を持たせるようなシーンで始まり、「え?ポープと?不倫?(どちらもシングルなので不倫ではないが)」と思わせておいて、なーんだ、というオープニング。 ただ、エンディングを見たらそうも言ってられないのですね。(爆) 思った通り、フリッツは同居さえしてしまえば「釣った魚にはエサをやらない」男みたいな感じだ。すでに「亭主気取り」じゃありませんか? ブレンダもくたびれ果てて仕事帰りのフリッツに「いつになったらタオル一枚の私に気がつくかしら~?」なんて今更!(爆) それにしても、「フリッツィ~~」という電話がかかってきてブレンダがあんなにjealousになるとは思いませんでした。手の平に番号を書いて、あとから彼女にかけようとしてためらうところはごく普通の女性の面があってかわいかったです。 仕事ではあれだけ相手を締め上げるブレンダなのに、彼氏の浮気疑惑?については追及できない。それを良いことにフリッツは「妬いてる?」と不謹慎な態度ですね。この間までの必死のお願いはどこへ行った。「職場の集まりだけどどうせ君は来ないでしょ。」とか言われるのもなんだか気に入りませんね。 その辺の反動がラスト、ポープに食事に誘われて、ブレンダの答えはイエスなの?ノーなの?という風に終わっておりました。だから、誕生日のポープのプレゼントも捨てなかったのね。セイフティネットか、ポープは。 フリッツもポープのそういうところを知っているなら、がっちりとブレンダを捕まえておかないとダメじゃないか。 と、またメインの事件がまた後回しに。(笑) ハリウッドセレブを狙うパパラッチがホテルのスィートルームのベランダから転落し他殺か自殺かというところから捜査を開始。そこでカメラマンの命とも言えるカメラが盗まれていたことから、特ダネ写真を撮られたセレブがまず疑われた。しかしセレブの弁護士はかなりのやり手。目撃者も少ない。でも、決め手になったのはセレブのストーカーの撮った写真でした。 LAでパパラッチネタはお馴染みですが、奥さんは始めからかなり怪しかったですね。ちょっとイッちゃった感じで恐かったです。あれはだんな以上の執着かもね。せっかくのブレンダの歩み寄りも切れてしまって、弁護側はもしかしたら精神状態云々と言ってくるかも知れません。 自殺か他殺かの見極めで、ブレンダが監察医よりも鋭く見逃さないのがさすがです。 そして実地検証で、ベランダからダミー人形を落とすときに、これまたプロベンザの独断場ですね。4人の元妻の名前を書いた人形を落として、いちいち誰それは文法に口うるさかっただの、いつも正しいだの一人「お人形遊び」。もうこれが最高に可笑しいです。みんなもそれをニヤニヤして見ているのだから、本人も受けを狙っているとか? しかも、『パパラッチ』じゃなくて、単数形の『パパラッツォ』だと訂正するのは彼がイタリアンだからなのでしょうね。先日のフランス料理の発音にしてもプロベンザは意外に学があるというと失礼か。(爆) フリンも負けず劣らず、わざとプロベンザにちょっかいを出していましたね。構って欲しいのかな?ガブリエルは遺体に触れるのはちょっと苦手。 タオの「こいつ、カツラだったのか」発言は今回の秀逸でした。ついでに、ついカメラの性能を熱く語ってしまってブレンダに「もういい」と。 そしてターゲットの超有名な役者がゲイだと知ったときのチームの反応はもう最高に可笑しい。「ほらな、やっぱり」仕事中にすっかりみなさん一般人の会話になっていました。 ボディガードの人も愛人だったのね。ブレンダは「しんじられない~」という表情でしたが、ハリウッドですもの、そんなのに驚いていたらいたらだめでしょう。(爆) それにしても、ポープとディナーに行ったのかどうか気になります。 モリーさんのブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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