|
カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S4-6
『ポーカーゲーム』
前話の流れをそのまま継いで、ジヴァとマイケルの関係にスポットが当てられました。 ところで、何やらセクシーなICEの捜査官、ジュリア・フォスター・イエーツ役のJaime Murrayは「デクスター」に出ていましたね。どうも、あの時のベタベタとしたイヤーな女のイメージがぬぐいきれません。(笑) 海軍長官役のJude Ciccolellaは「24」のマイク役でおなじみ。 FBI、ICE(入国税関取締局)、海軍、CIAの各機関のトップが集まる持ち回りのポーカーの席で、屋外の警護をしていたICEのシャーマン捜査官が殺される。 現場がフィリップ・ダベンポート海軍長官の自宅だったことから、NCISが捜査の主導権を握り、FBIのフォーネルとICEのジュリアが協力することになった。 ダッキーの検死によると、シャーマンは後ろから腕で首を絞められており、動脈硬化の病歴があったことから、脳卒中を起こして死んだという。つまり、犯人は殺すのが目的ではないと思われる。 また、現場の窓に盗・聴器がしかけられており、犯人はプロでこれが目的だったのではないか。 ジュリアが盗・聴器を破壊したため、アビーが修理することになった。 ジヴァはポーカーが名ばかりと気づき、ヴァンス局長が前回は参加したのに今回は呼ばれなかった事が判る。実は、911のテロで監視すべき外国人の情報を各機関が共有しなかったことを反省し、お互い情報を共有する環境作りのために秘密の会合を持つことになっていたという。 モサドの諜報員マイケル・リフキンはその後まだアメリカ国内に留まっており、ギブスがLAで逮捕したハジクが黒幕の名前を「アビン・タバル」だというと、フォーネルはその男はFBIでも監視中だという。タバルは北アフリカでテロリストの養成を行っていると思われる。 監視ビデオの分析からヴァンス局長の車が映っており、局長は様子をうかがっていた事を認める。実は、会合はヴァンス局長その人が議題だったのだ。 ジヴァがマイケルと会うことを察したトニーは、直接マイケルに会い、直ちにアメリカから出国するように求める。マイケルは自分に対するジヴァの気持ちは本物だという。 トニーがマイケルに会ったことを知ったジヴァは激怒し、トニーと激しくぶつかる。 アビーが盗・聴器を修理し、タバルの情報を掴む。 ギブスらがタバルのアパートに向かうと、タバルは青酸カリを用いて数時間前に自殺していた。予定外のシャーマンを殺したことで、黒幕の役割が果たせなくなって自殺したのだろうと考える。 タバルは詳細に海軍長官邸を下調べしており、アビーがPCを分析したところ、タバルがインターネットを通じて接続していた場所の中に、ジヴァの自宅があった。 ダベンポート長官はギブスの家を訪ね、先の会合でヴァンス局長の「使い道」について話し合っていたという。 ギブスがコルトから渡されたCIAのヴァンスのファイルを見せると、長官はファイル自体は不十分な内容でヴァンスについては全て把握しているという。 シェパード全局長の死後、NCISの局長の座には間違った人間は据えることが出来ない。もちろん、彼女が設置した連絡将校のジヴァに対しても注目が集まっている。 ヴァンス局長にはイスラエル、それもモサドに対する作戦の任せることにしたという。長官はギブスにヴァンス局長に「従え」と命じる。 トニーはジヴァの自宅を訪ね、マイケルをタバルとシャーマンの殺害で逮捕するという。 2人は争い、トニーは身を守るためにマイケルを撃つ… トニーのあれほどのアクションはこれまでに記憶がないです。 モサドの暗殺者とガチンコで戦うなんて、分が悪いのじゃないかと心配ですが、よくがんばりました。見直しましたね。 マイケル・リフキンの不気味さは、ジヴァの兄のアリを思い出させます。任務とはいえ、次々に人を殺し、情け容赦ない。 一方、ジヴァのマイケルへの思い入れは見ていて痛々しいほどですね。本当に惚れているでしょうね。同じモサドだから心を許せるのかどうか判りませんが、プロのジヴァらしからぬ行動もあって、トニーもギブスも心配している。 これは、単に信頼できない男と付き合っているからというだけでなく、NCISの任務としても危険視しているということでしょうね。 しかし、トニーがマイケルを撃ち殺したらジヴァとの間には決定的な溝が生じることになる。 ジヴァもNCISに残るかどうか微妙な立場になりますね。 ところで、縦割り組織がテロリスト情報を共有しようと言う話などは、すごくリアルですね。以前なら考えられなかったでしょうね。まあ、そういう指摘はあったのでしょうが、実現するのは難しそうです。 そして、ついに明らかになるか、ヴァンス局長の秘密。 一体あの黒で塗りつぶしてあるファイルは何を意味するのか。 4つの機関のトップから見ても、怪しくて信頼できないヴァンス局長に、敵であるイスラエルに関する任務を任せるというのはどういう意味なのか。 ヴァンスならあくどい方法も残酷な方法も採ることができるという意味なのか。 あるいは、いざとなったら差し違えて死んでもらっても構わないという意味なのか。 中抜きで長官からダイレクトに指令を受けるギブスが頼もしいというか、まるで影の局長のような感じでイメージが変わってきました。(爆) 次週でシーズンファイナルとは、もどかしいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 1, 2015 10:54:06 AM
コメント(0) | コメントを書く
[NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S4-6] カテゴリの最新記事
|