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先週までが力が入っていたので、やや勢いが落ちてもやむを得ないが、それにしても一昔、いやもっと前のドラマみたいでしたね。
予定調和で、ベトナム戦争のベテランの話などがあり、さしずめマクガイバーを見ているようだった。内容も散漫な感じ。 まあ、人身売買の話は今でも多いですけどね。 それもチームが仲良くバスケットボールをしているシーンがカバーしてくれましたが。 ビン役の人、LOSTのナマステの博士でしたね。 ベトナムの領事館に若い男が助けを求めて中に入ろうとした。男を追ってきた車から銃撃を受けて入院したが、意識が混乱しているようだ。 ベトナム領事館では先週、火炎瓶が投げ込まれる事件があり、また間もなく海軍長官が出席して東南アジアの外交官が集まる会議がある。 Gとサムは被害者の青年を見舞うが、そこに雇い主だという女性イェン・トランが現れ、青年は自分が経営する衣料製造会社の従業員トゥアン・グエンだという。 トゥアンは正規に入国し、犯罪歴もないが、Gはトゥアンのポケットの中に「海兵ジェームズ・クリアリー」と書かれたメモを見つける。 ケンジーとディークスがベトナム領事館へ向かうと、到着直前に駐車していた車が目の前で爆発する。 車の持ち主は弁護士のカデオ・ホアンで、アメリカ国内でベトナムの民主化運動をしていた。 カデオは車は昨夜盗まれたと言い、自分たちのグループ、ベド・ダン・ティンはテロリストではなく、「アジアの春」を恐れるベトナム政府に対して言論や集会の自由などを求めて、平和的に活動しているという。 クリアリーは退役して今はリージェント公園のガイドをしていた。 Gとサムに対して、クリアリーはベトナムでは通訳を兼ね、農村など地域の人たちと接する仕事をしていたという。 また、今はボランティアで奴隷人身売買廃止連合のメンバーでもあるので、もしトゥアンが必要ならサポートをするという。 エリックはトゥアンの背中に彫られたタトゥの図柄が、ベトナム語の入力支援ソフトウェアを配布している会社のロゴに似ているという。 そのソフトウェアは無料だが、民主化支援ブログを破壊するウィルスが仕込まれているという。 退院したトゥアンはすぐに縫製の仕事を再開しており、NCISには何もしゃべらない。 エリックが調べたところ、イェンの会社には税金面で疑わしい面があり、工場に完成した洋服を大量に運び込んでいるのを発見したGとサムはトラックの後を着ける。 すると、トラックはイースト・ロサンゼルスの倉庫に行き、そこでは武装した男たちが警備していた。 一体そこでは何を作っているのか。 イェンはカデオのベト・ダン・ティンのグループに大金を寄付していた。民主化を支援しているのか、それともテロの資金源なのか。 トゥアンは他のベトナム人と共にアメリカに入国しているが、彼らはその後行方不明になっていた。 ディークスとケンジーはビバリー・ヒルズのイェンの家を監視する。使用人らしいベトナム人女性が出てきたのでケンジーが話しかける。 女性は虐待されているらしく、怯えていた。後に、トゥアンと一緒に入国したマイ・グエンだと判る。マイはトゥアンの母親だった。 ベト・ダン・ティンの名前を使い、ベトナム領事館に対して政治犯の解放を求める脅迫メールが送られた。 しかし、例のウィルスを使ったなりすましメールで、エリックはウィルスの出所を探る。 ケンジーとディークスはマイを脱出させ、イェンの家の様子を聞き出そうとする。 イェンの夫、ビンは毎晩夜中に出かけていき、イェンには暴力を受けているという。そして、警察に訴えると酷い目に会うとか、トゥアンが殺されるなどと脅されていた。 Gとサムがイースト・ロサンゼルスの倉庫を監視していたところ、内部で騒ぎがあった後、火が付けられた。内部は工場で、Gとサムは閉じ込められたベトナム人従業員を救出する。 ついにエリックがウィルスの出所を突き止める。 そこはビバリー・ヒルズのイェンの家で、ケンジーが採取したビンのDNAが領事館の前で爆破された車から検出されたDNAと一致した。 NCISがイェンの家に向かうと、武装した用心棒と撃ち合いになる。 男たちを倒して中に入ると、イェンは殺されていた。夫は妻の儲け主義に嫌気が差したのか。 隠し部屋にRPGの砲弾があり、これで「アジアの春」を防ごうとベトナム領事館を攻撃するつもりだったことが判る。 逃げようとしたビンが発砲してきたので倒す。 その後、トゥアンとマイ親子の出身地からの連絡で、クリアリーはマイの父親だということが判る。 親子はそのことは知らなかったが、村ではクリアリーが今も英雄として語り継がれており、いざという時は彼を頼れという話だったらしい。 クリアリーは76年にベトナムである女性と愛し合い、その後連絡が付かなくなったという。 トゥアンとマイはクリアリーの家に引き取られた。 ベトナムというと、日本と良好な関係でビジネス面しか意識していませんでしたが、反政府活動もあるわけですね。 そして、ヘティが最初の任務でサイゴンにジャーナリストとして潜入し、ホー・チ・ミンと会ったとか、ケンジーがフランス語が堪能だとか面白い話題もありましたが、掘り下げられなかったかな。 せっかくの「ドラゴンと妖精」というベトナムの国産みの話も生かせなかった。 クリアリーという人も、なんか中途半端な存在でしたね。 例えばサムと絡ませるとか、何か欲しかったな。親子の再会は安易でしょう。 一方で、チーム内バスケットボール対決はいつものように盛り上がって楽しかった。 またまた、ディークスが「That's my girl」で物議を醸したり、車の中でケンジーのズボンにこぼしたお茶をディークスが拭こうとしたりと、美味しい場面がありました。 ケンジーのお尻パン!も。(笑) D/Kは車の中だとさらにリラックスしているというか、グダグダしている感じですね。 優等生のネルがバスケも上手くて、エリックは運動オンチというオチが今後も続くようですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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