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『勇者の故郷』
まるで、今日現在のアメリカの状況を予見していたようで、ある意味驚きのエピソードでした。 もう一つ、ゲストのディノッゾ・シニアにもうれしい驚き。 ゲストに、よく見た顔だなあ誰だっけと思ったら、何と「バフィ」のウォーレンだったというのも驚きです。(笑) トニーが娘とフランスへ発ったため、シニアは空いたアパートを人に貸す事にする。 アビー、マクギー、ビショップは借りたいと名乗りを上げる。 酒屋で水兵トロイ・ウィリスが強盗に射殺された。 発見者の夫妻によると、夜間の店員ヴィクター・メディナが被害者を介抱しており、ヴィクターは通報し救命士が到着した後、姿を消した。 鍵のかかった店の事務所には、血の付いたタオルと凶器の銃があった。 クィンはギブスのセクシーな夢を見て、心を乱される。 ヴィクターはアフガニスタンなどに派遣され、シルバースターを受章して名誉除隊したが、バーで喧嘩をして服役していた。 事務所の銃は凶器と断定されたが、未登録だった。 現場に遺された靴跡は、イタリアの高級品ということで、シニアが情報を提供することになった。 逃亡中のヴィクターが逮捕され、ビショップとトーレスが尋問する。 ヴィクターによると、強盗がレジから金を出せと脅したとき、たまたまウィリスが隣にいて、犯人を止めようとし殺された。 ヴィクターは逃げた犯人を追い、身体を張って車を止めようとしたが無理だったという。 犯人の車は白いスポーツカーで、白いマスクをしていた。 なぜ逃げたのかと問われて、ヴィクターは口を閉ざす。 NCISに移民局のボールドウィン捜査官が現れ、ヴィクターを母国に送還するため身柄を確保するという。 ヴィクターの父はヴィクターが1歳の時にメキシコからアメリカに合法的に移り、父親の死後母親はグリーンカードを持ち滞在していた。 ヴィクターは海兵隊に入って自動的に市民権を得ると考えていたようだが、最近、軍は自分から市民権を申請するように指導している。 除隊後の懲役により、ヴィクターはメキシコに総監対象となる。 ヴィクターを移送していたビショップとトーレスは、オハイオにいる母親の所に別れを告げにいくつもりだったと聞いて、オハイオに立ち寄ることにする。 アビーはヴィクターの持っていた父親の形見のコンパスを修理する。 高級品の靴を購入し、白いスポーツカーを持っている人物が3人見つかり、話を聞く。 一人目のコンウェイは、金持ちで銃のコレクターだった。 犯行時にはアリバイがあるという。 2人目のジャンコウスキーはNCISを見て逃げ出す。 ジャンコウスキーはID泥棒で作家の印税を盗んでいた。自分でも文章を書いているらしい。 3人目のレインは靴をまだ履いていなかった。 ギブスはNCISがヴィクターをなかなか引き渡さない事に不満をいう。ギブスは部下をかばう。 ジャンコウスキーの車が発見され、身柄を拘束する。 しかし、ジャンコウスキーの靴は現場の靴跡と一致しなかった。 ビショップとトーレスは、ヴィクターの母親を訪ね、食事を共にする。 トーレスは母親に連行の理由をごまかし、次第に情が移ってしまう。 戻る途中のダイナーで、トーレスの命を狙う男がいた。ビショップが男を射殺する。 男は犯罪者で暗殺者のカール・ディクソンだった。 アビーはヴィクターのコンパスが壊れたのは、ヴィクターが犯人の車に飛びついた時に、希土類磁石に接したからだという。 その磁石が用いられているのは、コンウェイの車だった。 コンウェイには問題を起こす息子がいて、酒場を襲った事で金を払って尻ぬぐいをしたのだった。 ヴィクターは感謝してこの国を去るという。 ギブスはヴィクターのために弁護士を雇ってやる。 トーレスの入って、4人がトニーのアパートを争うことになった。 くじ引きでトーレスが権利を得るが、トーレスはマクギーに部屋を譲ることにする。 家は特権といえるほど、自分にはまだその準備ができていない。 マクギーは違うという。 人が良すぎるトーレスのせいで、ヴィクターがいなくなるのじゃないかと心配しました。(笑) さすがに、海兵は一生海兵だというギブスのスピリットを汚すことはなかったですね。 これまで、あまり熱心でなかったのに、除隊した「不法移民」を強制送還することになったのは、新大統領のせいという訳ではないですよね。 一時期、積極的に外国籍(親が永住権を手に入れた)の若者を軍隊に入れて、軍隊に入ると市民権が手に入るよとか言っていたのじゃないかなあ。 それが、軍の規模を減らすためとか、除隊後に問題を抱えた元兵士が多くなったとか、そういう状況になって望ましくない外国人は送還するようになったとか? 深い問題があるのだろうなと感じました。 それにしても、この先、新政権の元でドラマがどう変わっていくか気になりますね。 続きは、5月ですが。 トニーがいないのに、シニアが出てくるというのは、ある意味驚きです。 命のある限りロバート・ワグナーはNCISに出てくるのでしょうね。(笑) 情にもろいトーレスが、あまりにも格好いいところを見せてくれて、これでは文句の付けようがありません。 確かに、あの豪華なアパートに住むのには、所帯持ちの方がふさわしいでしょうね。 まあ、仕事場だけでなく住まいまでマクギーがトニーの後釜に座るような感じになるのがちょっとやりすぎかなと思いますが。 クィンの「夢」は珍しく、コミカルな展開でしたが、これもあまりぱっとしないキャラクターを色づけしようということか。 ギブスとの情熱的な夜を妄想する女性は多いと思いますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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