With you

最近「おれおれ詐欺」の被害や、
なかには、幸い犯人が捕まったとか。。。

そんなニュースを見ていると
思い出すことがある。

それは、夫が亡くなって日の浅い頃だった。
突然全てパソコンなどで打ち込まれたような封書。
差出人の住所もなく、ただ聞いたことのない店の名前だけ。
ちょっとやばそうな感じ？の名前

本来なら、宛先が夫だったので
開けるのもはばかられる事だが･････
何しろ亡くなった後･･･

開けてみると、請求書６万円ほど。
えっ～～～～～～～～～～？

内容も全て、パソコン打ち？

前略と始まり
１年前に店に友人と訪れたが、付けがあるとのこと
これも、えっ～～～～～～？だ！

一緒に来た友人にも連絡したが、連絡が取れないとのこと。
封書に書かれた店は、閉店する事になり
債権回収業者に移ったとか。
そのために、振込先に送金して欲しいとのこと。
振り込み無き場合は、代行の者が集金に行きます。
振込先の名前は、○○会　
とかで、いかにも怖そうな感じが文面の中にあったのを覚えています。

あの時は、夫も亡くなり動揺していた最中
そんな文面の請求書が来るなんて、怖かったです。

おかしい！しかなかったんですが、

何しろ、夫ときたら貸しを作るのは
千円たりとも、絶対に嫌いな人でした。
友人と飲みに行く事があっても(滅多に行く事もなかったんですけど)、
そのような名前の感じの店でなく
別の友人の店だったり、私が送り迎えをしたりが多々。
家での晩酌が、殆どでしたから･･･

その友人に、封書の店の事を聞いても
まったく心当たりが無いとのこと。

本当に怖い人たちが来たら･･･････心配だ、怖い
なんてことで、消費者相談や市の無料弁護士相談に駆けつけました。

結果は、もちろん払う必要が無いとのこと。
仮に内容が正しくても、本来の元の店から
何の連絡もなく、突然回収業者から請求はありえないとのこと。

きっと、お悔やみ欄を見て
数打ちゃ当たる･･･の仕業だろう･･･とのこと
なかには、生前払い残しがあるんだろうと
払ってしまう人もいるらしい。

ほっときなさい！！！大丈夫！！！

と、いうことでした。
もちろん、払ってません。
暫くたっても、数年たっても
案の定何の続き話はありません。


きっと、今あるような携帯の不当請求と同じ手口なんでしょうね。
くれぐれも、身内の人が亡くなった後に来た
このようなものにも、気をつけて下さい。