サクラサク お姉ちゃん、中学受験合格‼︎
今日は主人の祖母の一周忌法要でした。
墓前に、お姉ちゃんの志望校合格という嬉しい報告をすることができました。
お姉ちゃんが、初めて「中学受験をしたい」と言ったのは、5年生になる直前のことでした。
口にしたのは、私の母校への挑戦。
私自身、本当に実り多い中学校生活3年間を過ごしてきたので、そういう意味では、全く反対する理由はありませんでしたが、
この場所に引っ越してきて7年、
素敵なお友達との出会いがあったことや、
遠距離通学になってしまうこと、
私たち夫婦が共働きであることなどを考えると、
相当な決意が必要でした。
でも、親の私が言うとただの手前味噌ですが、
本当に彼女の知識欲の高さには並々ならぬものがあり、新しい環境に身を投じることは、これからの彼女の人生においてきっといい機会を作ってくれるはずだ、と思えました。
最後は、
「絶対に後悔しないから」
という本人の力強い言葉を受け、説得された形となりました。
よく、「中学受験は親子二人三脚」と言われます。
でも我が家の場合は、完全にお姉ちゃん1人きりでの取り組みでした。
本人が望んだ挑戦であることがその第一の理由ですが、何よりもこれから彼女は、情報化社会を生き抜いていかなくてはならないのですから、自分の未来を自分で切り拓く力も、ここで養っていってほしいと思いました。
本人は私たちの意図をしっかり理解し、
自分で情報収集して、やるべきことを選択し、計画を立てて学習に取り組んでいました。
私たち夫婦がやったことといえば、本人から買ってほしいと言われた問題集をいくつか購入したことと、毎日10時半までには寝るように促したことくらいです。
問題集の解説を読み込み、ネット検索や読書などを通して、わからないところの理解を深め、その後は類似問題に何度も当たって力をつけていく、という繰り返しで力をつけていったようです。
もちろん、私も質問されれば一緒に考えて答えるようにしました。その際、ただ質問するのではなく、「ここまではわかったんだけど」と説明をきちんと加えてから質問してくるので、いい学習をしているんだな、ということが伝わってきました。
また、解けない問題が続いて自信をなくしてしまう、というようなことはなく、わからない課題に出合うと、「まだ自分が知らない世界があったんだ!」と喜び、自分の知識を広げることができる充実感を味わい、次の課題への意欲につながっていく、というような様子だったので、親としては安心して見ていることができました。
また興味のある分野の本を時間を見つけては読んでいたり、ゲームをしたりして、息抜きも上手にできていたので、そこもよかったのではないかと思います。
正直なところ、本人は自分が合格圏内にいるのかどうか気になるところだったのかもしれませんが、最後まで塾には行かず、模試も受けませんでした。
結果的に誰かと比べた数字に触れなかったことで、自分の学習のペースを壊すことなく取り組むことが可能になり、望んだ結果を得ることにつながったのかな、と思います。まさに情報の意図的選択です。
受験で良い結果を得た彼女が目下夢中になっていることはピアノ。
学校で卒業合唱曲の伴奏者に立候補し、ピアノ演奏の猛練習をしているのです。
何と1日4時間以上‼︎
最初は聞くにたえない、演奏にもならないようなものだったのに、みるみる上達していて、感心してしまいます。音楽的センスにはあまり恵まれていないように思いますが、圧倒的な練習量で、それを見事にカバーしていると思います。
我が子ながら頭が下がります。
努力は人を裏切らない。
人が失敗するのは、失敗したところでやめてしまうから。成功するまで諦めずに続けることができれば、必ず成功できる。
もうダメだと決めるのは自分。自分の可能性を閉ざすのは自分の心、ただ一つだけ。
思うだけじゃ始まらない。行動して形にしてみなくちゃ。
お姉ちゃんの姿を見ていると、これらの言葉が説得力をもって私に迫ってきます。
そして、
前進し続ける我が子に恥ずかしくない生き方をしたいな。
心からそう思わされます。
お姉ちゃん、合格おめでとう!
中学でも友達とともに学び合い、高め合い、ぐんぐん自分の世界を広げていけますように♪
にほんブログ村