420230 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

rakuten

rakuten

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

working girl

working girl

日記/記事の投稿

カテゴリ

コメント新着

ロエベ バッグ@ pullmxt@gmail.com 突然訪問します失礼しました。あなたのブ…
フルラ 財布@ witcuzxuj@gmail.com 匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_…
グッチ アウトレット@ mjlqbgclwn@gmail.com 匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_…
enunnyLub@ chanel bag sale online,gucci sale online egress shop,Relations KazJds <a href="http://onnrainn…
モンクレール レディース@ ryqtdt@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…
working girl@ Re:ほんと、感動しました~~!!!(07/18) ウッチーさん ほんと大感動でしたね~!…
ウッチー@ ほんと、感動しました~~!!! 久々清々しく嬉しいニュースでしたね~。 …

ニューストピックス

カレンダー

September 18, 2007
XML

幾たびか辛酸を経て志始めて堅し  西郷隆盛
 (人の志というものは幾度も辛いことを経てはじめて固く定まるものだ。)

誰にも負けない努力をする  稲盛和夫
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

京都で年に一度の稲盛会長の経営勉強会がありました。
色々な会社の社長が経営体験の発表をされるのですが、
大変ご苦労されている方が多く、そう言うのを聞くにつけ、
私の苦労とか辛さなんて、この人たちに比べたら蚊に刺された程度だわ
と、いつも思うのです。

今年はいつにも増して感動しました。
8人家族で8帖一間のバラックで育って、台風が来ると海パンをはいて寝た、
台風がひどくなると家を捨てて近所の軒先を借りて寝た、とか、
授業料が払えなくて、お母さんと一緒に油揚げ1枚もって近所にお金をかりに行ったとか。

創業社長をする人は子供時代ひどい貧乏だったとか、差別されて育ったとか、
家庭環境が悪かったとか、かなり警察にお世話になったとか、
あるいは大病を患ったとか、平坦な人生でない人も多く、
そのハングリーさが成功に導くようです。
アパマンの社長も極貧でアルバイトしながら高校卒業して不動産業界に入ったそうですし、
アート引っ越しセンターの寺田千代乃社長も中学校までしか行けなかったそうです。

フツーに育ったフツーに幸せな人が成功している例ももちろんあります。
TSUTAYAの増田社長とか。

でも辛い環境の人たちは、マイナス面に負けないで這い上がって来る時点で
他の人とは違っているんじゃないかと思います。
フツーの人間だと、逆境にくじけてそこであきらめてしまうのが大半だと思うんです。

幾たびか辛酸を経て志始めて堅し

西郷南洲遺訓集に書かれている言葉で、以前から好きな言葉です。
私もアホなので何度も同じような失敗ばかりしてなかなか成長しなくて
自分を責めて、つい弱音を吐いてしまいます。




よく稲盛さんがジェームスアレンの言葉を借りて、
心の庭の手入れを怠ると、雑草が生い茂ってそれにふさわしい果実が現実となる
だから雑草を抜いて、自分が理想とする美しい種を蒔かなくてはいけない
と言われるのです。

でもそれがなかなかできないから苦しむのであって、
じゃあ、どうやったら雑草が抜けるんですか?
って思わず言いたくなるんですよ。
でもそれってただ弱音を吐いてるだけなんですね。

そんな、美しい心ばっかりもてないよ、とグレていたら、
「誰も持てやしないんです。でも持とうと思うことが大事なんです。
そう思って努力する、でもできなくて自分を責める、この繰り返しこそが人生なんです。」
それで少しほっとしました。こういうところが稲盛さんのスゴいところです。

西郷南洲遺訓集には、
大きな失敗をしても、くよくよしない というのもあります。

過ちを改たむるに、自ら過ったとさえ思いつかば、それにて善し。
そのことをば棄て顧みず、直ちに一歩踏み出すべし。
過ちを悔しく思い、取り繕わんとして心配するは、例えば茶碗を割り、
その欠けを集めあわせ見るも同じにて、詮もなきことなり。


失敗しても、ああ、失敗した!!と気づきさえすれば、それで善し。
同じことをすり返さないよう注意して、もうそのことは忘れて、
先へ進めばいい。いつまでもくよくよしているのは一番良くない。


それでまたここに戻るんですが、
幾たびか辛酸を経て志始めて堅し。

みんなすごく努力されているんです。
逆境に負けないように、「誰にも負けない努力」です。
金メダルを取りたければ、世界中の誰よりも一番練習しなくてはいけない。
それが「誰にも負けない努力」。この言葉の奥深さにここ数日で気がつきました。

仏教の「精進」と同じこととして「誰にも負けない努力をする」のが
何よりもまず最初に必要なことと稲盛さんは言われます。
それは単に売上を上げるために一生懸命営業するとか、
いい製品を作るために工夫を重ねるとか、それだけにとどまらないんです。

仕事に打ち込むことで余計なことを考えないで純粋な心で毎日生きる、
そうしているうちに自然と結果もついてきて、
過去の失敗もいつのまにか乗り越えている、
心にはびこっていた雑草も、純粋に打ち込む気力のパワーでつぶされて
美しい果実が実る頃には、すべて消えてなくなっている。

それを仏教で精進と言っているんだ。
あらゆるものが進化発展するように流れている宇宙の意志に同調するように、
必死で生きている自然界の動植物、微生物と同じように、
自分で自分を助けなければ誰も助けてくれない、という気持ちで必死で働く。
それも純粋な美しい心で頑張る。

そうすれば、「私はもう進歩しなくてもいい、放っといてよ」と言っても、
宇宙はそうさせてくれない。幸せにしかさせてくれない、成功しかさせてくれない。


こういう気持ちがずっと続きますように。
どんだけ働いてもストレス溜らなさそうだもの。病気があっても吹っ飛びそうだわ。

*稲盛さんが2005年に日経ビジネスに書かれた連載を編集した新刊が出ました。
 西郷南洲遺訓集を解説しながら、わかりやすく色々なことについてお話しされています。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  September 22, 2007 01:51:34 AM
コメント(0) | コメントを書く
[人文:今日の言葉この1冊] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.