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カテゴリ:人文:今日の言葉この1冊
今から40年前、アポロが人をのせて月にいく直前です。 改めてみて、その映像や哲学的宗教的な内容にびっくり。 私は面白いけど、およそ大衆的とは言い難いあんな作品を よく制作して配給されたなあと驚きです。 今のハリウッドの方がよっぽど保守的な感じがする。 イギリスと合作というのがよかったのかも。 極端にセリフを削った映像、わたしは最初の3分間くらい 真っ暗で何もおこらない、何にもない世界、でもたしかにそこに何か存在を感じる世界、 その出だしにまずびっくりでした。ほんとにこわかった。 この最初の映像をすっかり忘れていたとは・・・。 地球外生命体の話を描くと監督は言ってるけど、 一般にわかりやすいようにそう話したのだろうか? 宇宙生命とか宇宙意識とかいうほうがふさわしいです。 私たちはどうしてここにいるのか? どこからきて、どこへゆくのか? というのが人類永遠のテーマです。 学生時代もOL時代も見たことがあったはずだけど、 「評判の哲学的な難しい映画」以上の理解ができてなかったなあ。 そもそも、哲学って何か知らなかったんだから、わかるわけない。 やっとわかって感動できるようになったのねーーウレシいです。。。 「2010年」というのが続編として1985年に公開されました。 前作ほど難しくなくSFとして楽しめますが、死んだはずの船長が 過去/現在/未来を同時に併せ持つ時間を超えた宇宙意識として 姿を現すところがこの映画らしいところ。 この有名なセリフ 科学者「what’s gonna happen?」 これから何がおこるんだ? 船長 「Something wonderful !」 とても素晴らしいことが! 昔、私をモデルに写真を撮ってくれた人が 写真集にこの言葉を添えてプレゼントしてくれました。 もうすぐ2010年です。 私にもとても素晴らしいことがおこるのかしら・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 24, 2008 11:49:30 PM
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