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カテゴリ:人文:今日の言葉この1冊
ちょっと本棚の整理をしたら、いわゆる積ん読本が何冊も出てきました。 20冊くらいはありそう。 それで今5、6冊併読しています。 積ん読になっていたのは、当時よく理解できなくて面白くなかったからだったり、 たんにそういうジャンルの気分にならなかったりで。 読み始めて意外に面白いのが「生命の実相/谷口雅春」 生長の家の創設者です。宗教本です。 ビックリなのが前書きで、昭和37年当時のもので、 「発行から30年経つがその発布部数900万部を越える由となり・・」とあります。 これからさらに1000万部世に広めようとも。 きっといまじゃそれどころか何千万部も売れているのでしょうね。 出版社の人が聞いたら卒倒しそうです。 これは稲盛さんが子供の頃不治の病と言われた肺結核にふせっていた時、 ご近所の方が読むといいですよと下さったもので、 心が病をつくりもするし、治しもするということが書かれています。 ストレスが病を引き起こすから、その先駆けのような本でもあります。 生命の実相はエネルギーなのだから、 実態の無いに等しい身体が病気になるということ自体がおかしい、 病気というものは本来ないもの、という考え方です。 宇宙を流れる自然の流れに調和していれば全てがうまくいくというもの。 それと同じことを言っているのが、もう一つの本、中村天風さんのものです。 天風さんも肺結核に冒されて、世界の医者や思想哲学者に見放され、 さいごにインドの大哲人のもとで修行をし、瞑想で結核を自然治癒しました。 天風さんの言い方では 「カラダは病んでも心まで病ませることはない、 心が痛んでも自分自身まで辛く感じることはないんだ」ということ。 心よりも自分の精神、魂?、自分自身の方がずっと上だという捉え方です。 谷口さんも、天風さんも、 稲盛さんのお話で言う、人間の本質は真我というとても純粋なもの、 ということと共通していると思います。 もっというと、「万能の鍵」で書かれている、 無限のスピリットの聖なる流れに自分を開く、というのとも、 まだ読んでないけど、安岡正篤さんの著書でも同じです。 ここ何年かで色々な科学の本も読んだので こういう種類の本も前よりもっと理解できるようになりました。 私もこういう本を読む前から人間の本質のようなものを 同じイメージを持っていたので、 ーー中学生の時から、心の中には透明な水晶の玉のような泉があって そこから清水が湧き出ていて、それはずっと枯れることがない、 それが私の本質のイメージと思ってた、 そして宇宙も同じ流れがあって、それと同じように流れていればうまくいく、 だから社名はWORK STREAM なのですーー なので、人は教えられなくても同じような共通の感覚を持っているんだと とても感じるところがあるんです。 かなりスピリチュアルな中学生だった?? ちなみに、他の本はというと、 一勝九敗/柳井正・ユニクロ社長、柳宗理のエッセイ、 小売りの説得術/斎藤駿・通販生活発行人、などなどです。 (いきなりリアル^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 7, 2009 01:19:33 AM
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