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カテゴリ:映画感想
「スーパーマン」 (1978年・米)出演:クリストファー・リーヴ 【あらすじ】 今まさに滅びようとするクリプトン星。 ある夫婦が赤ん坊をカプセルにいれ地球へと脱出させた。辿り付いた素朴な田舎町で老夫婦にクラーク・ケントと名づけ育てられ成長し地球人には無い能力を発揮する。 普段は、控えめで穏やかなデイリー・プラネットの記者として生活し、自然災害や犯罪からの救済など彼の超人的な力が必要とされた時、スーパーマンとなり活躍する。 そして、彼は悪の天才レックス・ルーサーの陰謀を知り、立ち向かう。 【感想】 昼間「スーパーマン リターンズ」を劇場で観たら、その日の日曜洋画劇場で「スーパーマン」が放送されてました。 すかさず観ましたよ。普通は前もって放送するでしょ。オマケにここは、2作目の「冒険篇」と2週連続で放送する位の事はやるべきでは? 今回はディレクターズカットといいますか、今まで目にしたことの無いシーンがあったように思います。 しかも、細かい所はかなり忘却の彼方へと旅立ってましたので、ほぉ~ほぇ~と改めて楽しめました。 墜落するヘリからロイスを助けたシーンでの「統計では、なんたらかんたら~」と空の旅の安全性について語るセリフが「リターンズ」の飛行機墜落の一件での再会したロイスへのセリフにもなってるとか。 あるいは、レックス・ルーサーが、親から言われた「土地」の重要性について語るシーンなんかも「リターンズ」に出てきた。 細かい所でいろいろやってるんですねぇ。やっぱり、直前にこっち観てから「リターンズ」を観たほうが楽しめたなぁ。 やっぱりルーサー一味は、こっちのほうが遥かに馬鹿度が高くてコミカルでしたね。 おまいらのコントは最高だよw 昔観て、脳裏に深く焼きついてるのは、ロイスが地震による地割れに飲み込まれ生き埋めになっていくシーン。 そして、スーパーマンがその光景に絶句し、ロイスの亡骸を抱きしめ絶叫するシーン。 あれほどの力を持ちながら愛する人一人救えなかった自責の念、そして、父に干渉してはならない、やってはいけないといわれた「時の操作」に及んでしまう悲しみの激情は昔見たときも今も変わらず痛く心に響いた。泣きながらもの凄い勢いで飛んでいきあっという間に大気圏を突破し宇宙に出るところは居た堪れなかった。 続編の方にも、ロイスに真実を告げ、スーパーマンの能力を放棄し一人の人間としてロイスを愛するって展開があったと思いますが。 (でも葛藤し、そのときも時を操作してロイスの記憶を消しちゃったんですよねぇw) 他にも、ジョー・エルとカル・エルの心の絆、ジョナサン、マーサのケント夫妻の限りない優しさと愛。 地球人を正しき道へ導く為の一筋の光にならんとするスーパーマン。 はい、悪人をやっつけましたっていうただのヒーロー物でない、切ないまでの感情が表現されてたから良作になったんですよねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.31 12:12:37
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