テーマ:電撃文庫!!!(429)
カテゴリ:有川浩作品
別冊 図書館戦争-もしもタイムマシンがあったら
有川浩/著[電撃文庫MAGAZINE1(プロローグ)掲載:メディアワークス刊] 有川さんの日記で「意外なライン」とありましたが・・・・・ホントに本編では脇役に徹した縁の下の力持ちさんが登場ですよ。 しかも、結構痛いお話。(-_-;) それに比べて、 オープニングのベタ甘度と言ったら・・・・・(^_^;)←本編とのコントラストが凄い事に! ・・・・・ ・・・・ ・・・正直、何だか違和感。(-.-) これは、あの亡命事件から、どの位後の出来事なんだろう? 部隊公認になった経緯は・・・・・きっと今後描かれるに違いないっ!www 「もしもタイムマシンがあったら」 僕だったら、どこに戻るだろうか? ちょっと考えてみました。 すると、いくつか思い当たる「節目」がある。 ただ単に、「観察者」として過去の出来事を「見る」だけなのか、それともじっさい過去の当事者として歴史をやり直すのか? それによっても変わるでしょう。 前者なら、記憶のおぼろげな幼少期かなぁ・・・・・。 でも、後者なら、 ・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ちょっと躊躇いますね。 歴史のやり直しとなると、決して現在には戻って来れないわけですよ。 そう考えると、僕には出来ないかな。 今のすべてを捨てる勇気はない。 勿論、現在の僕からみて客観的に「間違った選択」をしたことが確かにあります。 でもそれが今の自分に繋がっていると思うと、軽い気持ちでやれる事じゃないですよ。 それでも、あの時に戻れたら・・・・・。 未熟だった自分、考えが甘かった自分、流された自分、日和った自分・・・・・。 消し去りたい過去はあります。 それでも、それをすべて受け止めていくしか無いんですよね。 本作の主人公は、すべてを受け入れて、やり直しました。 間違えて、やり直す。 勇気のいることです。 それで失ったものは、たくさんあるでしょう。 でも、得るものもあるはずですよ。 そして、失ったモノを再び得ることも、きっとあると思います。 彼には、是非取り戻して欲しい。 その資格は、きっとあると思うから・・・・・・。 果たして僕は、失うことを畏れずに、惑わずに貫く信念を持っているだろうか? いずれ訪れる「不惑」ですが、 ・・・・・正直、惑い続けているような気がするなぁ。(-_-;) なかなか深い話でした。 郁以外の人物で、明確に図書隊へ志願した経緯が詳細に書かれたのは初めてかな? 相変わらず、玄田隊長がイイ仕事してます! やっぱ、この人好きだなぁ。(^.^) 今度は、別冊「玄田隊長」を書いて欲しいものです。(-.-)←折口さん込みでネ。(o^^o) <追記> この作品ですが、 『図書館戦争シリーズ』スピンアウト単行本発売決定記念 とのこと。 そして、電撃のHPで確認してみる ◇別冊 図書館戦争1 著/有川 浩 イラスト/徒花スクモ アニメ化御礼ベタ甘全開スピンアウト・別冊シリーズ第一弾! 武闘派バカップル恋人期間の紆余曲折アソート! ※恋愛成分が苦手な方はご健康のために購入をお控えください。 ・・・・・ ・・・・ ・・・ ええと、 電撃文庫は時々、想定外の部分に企画を着弾させようとしてくれますよ。(-.-) これは、「前面装甲」を狙ったつもりなのか、それとも「上面装甲」を狙ったつもりなのか・・・・・・微妙に判断が付きません。(-_-;) ・・・・・果たして、僕はどこを強化して待っておけば良いのでしょうか? 悩みドコロです。(-.-) しかも「1」って・・・・・別冊もシリーズ化なんですね。(^_^;) ちなみに、本作では「上面装甲」を直撃されました。 そーか、そこに撃ち込みますか。(-.-) ただ、HPの紹介文から推測するに・・・・・・「別冊 図書館戦争 1」では、完全に分厚い「前面装甲」を狙ってますよ。 まごう事なき、 ・・・・・ ・・・・ ・・・本作品は、「2」に掲載なんですかねぇ・・・・・(遠い目) <更に追記> アニメ版『図書館戦争』公式サイト/http://www.toshokan-sensou.com/ オープンしましたね。 まだまだイラスト一枚のようですが、今後も定期的にチェックしないとな。(^.^) 個人的「有川浩作品」感想一覧 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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体調不良でまだ読めてないのですが、うーん、面白そう!続編のニュースも嬉しいですが、やっぱりそれだけ図書隊の面々が、作者さん的にも創作欲の湧く魅力的なキャラだという事ですよね。
(2007/12/12 01:09:46 PM)
すずさん
>続編のニュースも嬉しいですが、やっぱりそれだけ図書隊の面々が、作者さん的にも創作欲の湧く魅力的なキャラだという事ですよね。 そうなんでしょう。 シリーズ化にマンガ化。更にアニメ化までですよ。 まだまだ終わらないって感じですか? ファンとしては、嬉しい限りですね。(^.^) (2007/12/13 12:22:16 AM)
いつもの図書隊の面々を見ると、なんだかほっとしました。同時に、これは涙なしには読めなかったです。
玄田隊長ファンとしては、本当にこれ以上のいい男はいまいと、折口さんと一緒になってじれったい気持ちになります。 (2007/12/13 01:01:30 AM)
香桑さん
>いつもの図書隊の面々を見ると、なんだかほっとしました。 オープニングは、どんだけ甘いんだと思いましたが・・・・・(^_^;) >同時に、これは涙なしには読めなかったです。 副隊長、本編からの印象が大きく変わりました。 ただの苦労人ではなかったんですね。 >玄田隊長ファンとしては、本当にこれ以上のいい男はいまいと、折口さんと一緒になってじれったい気持ちになります。 30代前半から、もはや「隊長」だったのが凄い! 折口さんは、どんだけ苦労したのやら・・・・・。 しかし、だからこそ過去話を読みたいですね。 (2007/12/13 10:51:42 PM)
私もオープニングのベタ甘トークに違和感を感じてしまいました^^;
「い、いつの間に、平然とそんな会話が出来るようになったんじゃーっ!?」という心の叫びがありました(笑) きっと、4月発売の単行本で経緯が読めるはず!と信じましょう。 「あの時に戻れたら・・・」と思うことは沢山ありますが、そうなったら”今の自分”には戻れないってことですもんね。なんだか、すーっと白い怪鳥さんの言葉が心に沁みました。 TBさせていただきました。宜しくお願いします。 (2007/12/14 03:11:32 PM)
すずなさん
>きっと、4月発売の単行本で経緯が読めるはず!と信じましょう。 最終章のラストと、もはや落ち着いてしまったエピローグの間は3年。 その間のワンシーンなんですが、嫌が上でも4月の単行本を期待させてくれるものでしたよ。 >「あの時に戻れたら・・・」と思うことは沢山ありますが、そうなったら”今の自分”には戻れないってことですもんね。なんだか、すーっと白い怪鳥さんの言葉が心に沁みました。 そう思えてるのは、「幸せ」なんだと思っても良いのかも知れませんね。 >TBさせていただきました。宜しくお願いします。 こちらこそ、よろしくです。<(_ _)> (2007/12/15 07:58:43 AM)
緒方副隊長、お話し切なかったです~。
早く、単行本で出て欲しいですね。楽しみです。 (2007/12/16 04:36:22 PM)
花梨さん
>緒方副隊長、お話し切なかったです~。 >早く、単行本で出て欲しいですね。楽しみです。 あんまし目立たなかった副隊長でこういう話が書かれるんだったら、他のキャラとなるとどこまで深く突っ込まれるのか??(-_-;) 隊長とか、指令とか、手塚兄とか・・・・・。(-.-) 楽しみに待つしかないですね。(^.^) (2007/12/17 12:42:19 AM) |
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