紅葉がきれい ~ 桂沢湖国設野営場 その2
12日、目が覚めるとやっぱり雨。でも予報では、天候は回復するとのこと。天気の回復を信じて、やっぱり前室で食事の準備。トーストを焼き、スープを入れ、コーヒーを落とし、ゆっくりと食事を取っているうちに雨が上がり、風も弱まってきました。時より晴れ間ものぞくようになり、やっと紅葉が輝いてきました。場内を散策、湖畔を散歩してやっと秋のキャンプを満喫できます。ここ「桂沢湖国設野営場』はキャンプ場としては雰囲気はいいと思います。山に囲まれた湖を一望でき、ほとんど手を加えていないような、悪く言えば管理もされていないようなサイトは野趣にあふれて、個人的には好みです。場内に2カ所ある水場と炊事場のうち、中央の使いやすい位置にある設備は老築化のためか使用できない状態、数棟あるキャビンも鍵が掛かっていないので、誰でも出入りできるようです。唯一、トイレは水洗、清掃もされているようなので、使用しても快適でした。所々に直火でのたき火の後がありましたが、ゴミが散乱なんてことは無く、定期的な管理はされているのでしょうか。ロケーションが良いだけに、きちんと管理していけば、気持ちのいいキャンプ場となるのでしょうが、手が回っていない様な感じが見受けられます。あまり快適なキャンプ場になって、人気のキャンプ場とならない方が、個人的にはうれしい気もしますが・・・。紅葉のこの季節だからか、キャンプ目的ではない人達も湖畔に車で来ています。ただ、一つ我慢できない点がありました。たまたま運が悪かったのか、犬づれの方がいずれもノーリード状態で場内を闊歩しているのです。犬嫌いと言うより、犬が恐ろしい妻はこの点が我慢ならないようです。通路に犬がいるために、トイレにも行けない、そんな時もありました。ベットの飼い主から見ればかわいい子供のような存在でも、それがたとえ小型犬でも恐ろしく感じる人もいるのです。まして大型犬となれば、どんなに躾けられた犬でも近寄られた妻は涙を流して怖がります。(今回、妻はほんとに涙を流して泣いていました)そうゆう人も少なからずいることを、ペットを飼っている人はわかってほしいです。妻にはこの犬の一件が嫌な想いでとなってしまったので、桂沢湖にはもう行きたくないと言っています。ロケーションが良いだけに、残念です。天候がすっかり回復し、日差しを浴びて、外で料理も出来るようになりました。雨でぬれたテントも乾いて、撤収も楽です。13日仕事が無ければ、よい天気の中、もう一泊したい所です。「終わりよければ全て良し」秋晴れの中、周りの紅葉がきれいなのでチョッと遠回りして帰路につきます。途中、農家の露店でリンゴを買ったら持ちきれなほどおまけしてもらったりして、すっかり暗くなった山道のドライブもオツな物。これからは、一雨ごとに気温が下がっていく時期です。今年は後何回キャンプに行けるかわかりませんが、気持ちのいいキャンプしたいです。