旭岳 紅葉&登山(罰ゲーム?)
私事が多く遊べなかったこの連休、やっと体が空いた(無理やり空けた)ので近場の旭岳まで紅葉を見に行ってきました。ロープウェイから見る山々は紅葉真っ盛り。沢山の観光客が紅葉を見に訪れています。標高1600m姿見の池までが紅葉の上限、そこから上は森林限界、木々の姿はありません。せっかくですのでザックには雨具も防寒着もあるので頂上を目指します。姿見の池から旭岳頂上まではコースタイム2時間、登山道も整備されているので足元は無問題。距離的にもハイキング程度ですので気軽に登れます。が、北海道最高峰、標高は2,291mを数える山です。なめてかかると痛い目にいます。姿見の池付近は天気も良くお日様も顔を出していたのですが、標高があがるにつれあられが降り、風も強い。稜線を歩く登山道は常に風が強く、視界も悪い。今回も下界を望む事は出来ませんでした。9合目から上は完全な雪景色。頂上は強風で飛ばされそうでメッチャ寒い。もしここでトラブルがあれば即遭難、死も覚悟しなきゃならないとふと思うと恐ろしくなります。長居は無用と写真だけ撮って、とっとと下山してきました。罰ゲームのような登山でした。何ちゃって登山者の我が家には過酷でした。別になめてかかった訳じゃないけど、山の恐ろしさを身をもって知りました。下りは道が良いのでホイホイと降りられます。あっという間に姿見の池に到着。頂上から見るとこの辺は天国のようです。お湯を沸かしてカップヌードルをいただき一息つきます。多分今年の登山はこれで最後でしょう。今年の登山、天気は一勝二敗といったところでしょうか。下界に下りたら、旭岳青少年野営場にテントを張って温泉に直行。今回行ったのが野営場の向かいにある「大雪山白樺荘」。ここ初めてだったのですが、大当たりでした。お湯は旭岳温泉街共通の無色透明、刺激の無い柔らかいお湯です。内風呂、露天風呂とも広くは無いのですが、ゆっくりと入れます。特に露天風呂は笹やフキ、樹木に囲まれた岩風呂でとってもいい雰囲気です。やや熱めの内風呂にややぬるめの露天風呂、長時間浸かっていられるのが、また、いい感じです。旭岳温泉郷、いくつかの宿&温泉がありますけど、個人的には1番のお気に入りです。他の入浴客がいなくなったので写真も撮れました。次回もここに来たい。キャンプでは相変わらず飲んで食ってバンキュウです。