8月のセンターフェスティバルの報告書の発刊にあたって
「千葉県男女共同参画センターフェスティバル2017&ネッワーク会議」は、『みんなのチカラが地域をつくる!』をテーマに掲げ、準備を進めてまいりました。午前の部は、TVでご活躍中の気象予報士天達武史さんの「知って得する!天気のお話」と題したご講演でした。TV番組の舞台裏のお話や温暖化を子供たちと実験で示したのは多くの聴衆を魅了しました。また、多くの方とのツーショット写真を撮り続けた天達さんの優しさに皆さんも触れて、改めてファンになった方も多かったのではないでしょうか。午後の部のワークショップでは、高校生を含め6団体による出展があり、どの会場でも和やかな雰囲気の中で意見・情報交換などが行われ、笑顔やお土産のフラワーアレンジなどを持って会場を後にする多くの参加者の姿を拝見することもできました。引き続き行われた「ネットワーク会議」では、昨年に続いて「ワールドカフェ」方式で、フェスティバルでの感想や暮らしに役立つヒントを共有化するため、小グループに分かれて話し合いが行われました。気楽に意見交換ができ、参加者同士が制限時間も忘れて、意見交換するほど有意義な時間を過ごすことができました。この方式は次回も続け、多くの会議の場でも活用してほしいと思います。先日見たNHKの番組でノーベル賞を受賞した山中伸弥博士の受賞後の取り組みが放映されていました。彼のiPS細胞発見は父親がけがをした時の輸血で不治の病の肝臓病の疾患となった時の一念発起が契機でした。今回の企画で「男女共同参画事業のあり方」が議論になりましたが、山中伸弥博士の活躍とは異なりますが、103歳の一人暮らしを選んだ女性は自分の身は自分で守っています。地域は見守り、身の回りで背伸びしない活動を支援するのが大切です。これを機に、多くの皆様が男女共同参画の活動のあり方を今一度見直し、どうすれば楽しく活動できるのかを考えて戴ければと思います。開催日8月6日は広島に原爆の72年目の慰霊の日で、その日と同じ晴天の中で今回のセンターフェスティバルは実施され、そこに多くの老若男女の方がご参加くださったことに感謝申し上げます。また、フェスティバルの趣旨に賛同し、企画運営委員を担当された方、当日ボランティアで参加してくださった方、関係機関・団体の方、またこのフェスティバルに携わり、礎を築いてくださった多くの先輩に厚くお礼申し上げます。ありがとうございまし