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カテゴリ:児童文学(高学年~)
江戸川乱歩さんの作品
--ロマノフ王家の大ダイヤモンドを、近日中にちょうだいに参上する 二十面相-- ゆくえ不明だった壮一君の、うれしい帰国のしらせとともに、羽柴家に舞いこんだ予告状。 変装自在の怪盗は、どんな姿で家宝を盗みに来るのか。 老人、青年、それとも...。 怪人「二十面相」と名探偵明智小五郎、初めての対決がいま始まる。
図書室での争奪戦に負けた小学校時代の敵をやっと取りました。 今読んでもちゃんと面白いのがすごいです。 読者であるこどもたちの気持ちを盛り上げる表現の巧みなこと・・ この文章にまんまとはまっていく訳ですね。
随分古い作品ですから言い回しなどに時代を感じたりもしますが、 元々がこども向けですから分かり易いですし、漢字には殆どルビがふってあります。 難しい言葉は欄外に説明があったり、不適切な表現は編集されています。
ところで、昔と結末が違った様に思いました(ポプラ社文庫版) 「不適切」だったのでしょうか???
小学校高学年向け 怪人二十面相・伝読後のため、どうしても二十面相寄りに読んでしまうのでした。 どちらかというと怪人二十面相から読んだ方が楽しめる様に思います。 当たり前ですが、トリックなどは同じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月19日 16時31分13秒
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