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テーマ:子供に読んで欲しい本(129)
カテゴリ:児童文学(高学年~)
乙武洋匡さんの作品
両手両足がなくたって今日も電動車椅子で走り続ける、 早大生・乙武洋匡君の「生きる力」とは。 「障害は不便です。だけど不幸ではありません」 喧嘩にスポーツ、課外活動。 大勢の仲間に囲まれて、明るく楽しい"オトちゃん"の物語は、 生きる勇気を与えてくれる。
大ベストセラー、久しぶりに読みました。
「感動は求めません。参考にしてほしいのです」 ってことですが・・・
小学校の高木先生を始めとする教育者の方々の想い ポジティブの固まりのような彼のご両親 そして、とても素直でポジティブな乙武さん 絶対にあったであろう「イヤなこと」を殆ど文章にしていない乙武さんの姿勢に 本当に感動します。 どの人も「努力」をしているはずです。 でもそれを「普通」のことにしている根の「強さ」に頭が下がります。
障害を持つ人との接し方のヒントがいっぱい詰まっています。 「絶対」とは思わないけれど確かに「参考」になりそうです。
道徳の教材や教科書なんかで切り取られた一部だけじゃなくて 全部読んだほうがいい、と思う。ここは絶対。
完全版には2001年(発売年)までの心境が加筆されています。
こちらは小学生向けの文庫 武田美穂さんの挿し絵が入っています。
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最終更新日
2009年06月11日 09時08分45秒
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