|
カテゴリ:小説(中学生~)
妊娠三ヶ月で癌が発覚した女性、 父親の死を機にプロカメラマンになる夢をあきらめようとする男性…… 様々な人生の岐路に立たされた人々が 北海道へひとり旅をするなかで受けとるのはひとつの紙の束。
それは 「空の彼方」という結末の書かれていない物語だった。
山間の田舎町にあるパン屋の娘、絵美は、 学生時代から小説を書くのが好きで 周りからも実力を認められていた。
ある時、客としてきていた青年と付き合い婚約することになるのだが、 憧れていた作家の元で修業をしないかと誘いを受ける。 婚約を破棄して東京へ行くか、 それとも作家の夢をあきらめるのか…… ここで途切れている「空の彼方」という物語を受け取った人々は、 その結末に思いを巡らせ、 自分の人生の決断へと一歩を踏み出す。
連作短編集
一番最初の物語を軸に 7人の登場人物の北海道の旅を描いてます。
それぞれが それぞれに 様々な思いを持って旅する中 たまたま知り合った人から手渡される手書きの小説
1作1作にそれぞれ感じるものもあり 且つ 最終的にどうなるの? まさかこのまま放りっぱなし?という興味もあり どんどんページをめくります。
北海道のいろいろな場所の風景が描かれているので 北海道に詳しい人には その風景とともに違った感想ももてるんだろうなぁと思ったのでありました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月13日 16時43分23秒
コメント(0) | コメントを書く
[小説(中学生~)] カテゴリの最新記事
|