プーチン露大統領、クリミアを独立国家と承認
AFP BB NEWS 03月18日(火)06時35分の配信です。プーチン露大統領、クリミアを独立国家と承認 ウクライナ南部クリミア半島のシンフェロポリにあるクリミア自治共和国議会議事堂前で、ロシアの国旗を持ち踊る人々(2014年3月17日撮影)。(c)AFP/DIMITAR DILKOFF【3月18日 AFP】ロシアのウラジミール・プーチン(Vladimir Putin)大統領は17日、ウクライナ南部クリミア(Crimea)半島で前日に行われた住民投票でウクライナからの離脱とロシアへの編入が承認されたことを受け、クリミアを独立国家と認める大統領令に署名した。 ・・・続きはこちらから私見です。ロシア政府の公式ウェブサイトによりますと、(そんなのが有るのですね、今日のプーチン大統領とか)この大統領令は「クリミア共和国」を「主権独立国家」として認めるもので、16日に行われた「クリミアの全住民投票でクリミア住民の意思が表明されたことを考慮して」発令されたとしています。さらに同令には、大統領が署名した時点で発効すると明記され、17日午後10時30分(日本時間18日午前3時30分)の時刻印も押されています。周到に準備された感は否めません。クリミア自治共和国の国民にとってはお祭りの様な騒ぎですがそこまで狂喜乱舞するほど経済がけた違いに上昇するとも思えません。クリミアの現在の貨幣価値を4倍にまで引き上げてくれるとの試算に皮算用している人もいますが、上昇するのがロシアから入ってくる生活物資などの消費品目だけでしたら計算外です。アメリカ、欧州連合諸国は、この住民投票と、親露部隊による今月初めからのクリミア実効支配の責任を負うロシア・ウクライナ両当局の高官らに対する制裁発動を発表しています。プーチン大統領は18日、上下両院に対し、ウクライナでの危機に関する演説を行うことになっています。親ロシア寄りのヤヌコビッチ大統領が政権を追われ暫定政権が欧州連合に参加を希望している事、クリミア自治共和国に対し説明責任を全うしていません。クリミアは元々ロシアの領土で国民の多くがロシア人であり、ウクライナ中央政府から蔑にされていたなどがプーチン大統領の演説の骨子の様です。ヒゲでした。