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気のむくままに徒然日記

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ヨッシー555

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2024.04.24
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カテゴリ:絵画・音楽鑑賞
先日、丸の内にある静嘉堂文庫美術館に行きました。
特別展「画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎」~「地獄極楽めぐり図」からリアル武四郎涅槃図まで~ を鑑賞し、二人に関するトークショーも聴講しました。



河鍋暁斎は幕末から明治時代に活躍した絵師で、浮世絵師の歌川国芳に弟子入りし、狩野派で修行し、江戸琳派の鈴木其一の娘と結婚するなど、様々な画風の作品を残し、かなり変わった人だと思います。

私は昨年この美術館で開催された特別展「明治美術狂想曲」で観た河鍋暁斎の「地獄極楽めぐり図」(40図が綴られた画帖)が印象に残っています。

松浦武四郎は探検家で、現在の北海道である蝦夷を探検し、地元の人達に馴染み、歴史や地理など多くの書籍を出版し、「北海道」と名付けた人です。

松浦武四郎は、三重県松坂市の生まれで松坂には「松浦武四郎記念館」があり、地元の人からは「たけちゃん」と慕われているそうです。武四郎は、冒険家、探検家としての顔だけでなく、古物収集家として古いもの好む一面を持っていました。縄文時代の大首飾りを身に着け、かなりユニークな人だったようです。

そんな河鍋暁斎と松浦武四郎は、江戸で近くに住んでいた時期があり、武四郎は自分の愛玩品を紹介する書物「撥雲余興(はつうんよきょう)」の挿絵を暁斎に依頼し、後に自分の涅槃図を描いてほしいと依頼しました。

そして、涅槃図に加えてほしいと自らの愛玩品を持ってちょくちょく家にやって来ては、まだかまだかと完成をせかすので、暁斎は武四郎を「いやみ老人」と日記に記しています。

そして完成した「武四郎涅槃図」が今回展示してありました。
横になった武四郎の周りには様々な動物、人々、そして愛玩品の数々が描かれています。

この絵は、涅槃図の一部です。

これは、河鍋暁斎「地獄極楽めぐり図」の一部です。



今回は、松浦武四郎という人物を知り、その功績、鬼才に触れ、暁斎との交友関係も知ることが出来ました。興味のある方はぜひご覧になってください。

静嘉堂文庫美術館には、国宝「曜変天目」も展示されています。
美しい茶碗を ぜひご覧になってください。




●静嘉堂文庫美術館 ​https://www.seikado.or.jp/





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Last updated  2024.04.24 14:04:28
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