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テーマ:韓国!(16902)
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韓国の哨戒艦天安の沈没のニュースを、集めたイラストで時系列に並べてみた。 私のコメントは思い出しながらなので勘違いしているところもあるかもしれない。
事件は3月26日午後9時45分のころ。哨戒艦天安が北方限界線(NLL)に近いペンニョン島付近の海域で爆発、翌日未明に沈没した。
上の図のようにNLLは大きく北朝鮮よりに引かれている。 国連主導で引かれた境界線で、北朝鮮は認めていない。 下のピンクのラインが北朝鮮が主張する軍事境界線。 つまり天安は最前線にいたことになる。(韓国と北朝鮮は休戦ということになっているが、休戦協定には韓国は参加していないので順戦時体制ということなのかな)
最初、船体後部で爆発があったと言われた。 内部か外部かわからないということで、軍のサボタージュによるミスで弾薬が爆発かとも言われていた。(もし攻撃されていたとすれば探知していたはずだと考えられたから)
その後、この半潜水艇の話しが浮上してくる。 このペンニョン島付近は海底まで25~30mで浅いので潜水艦に酔よる攻撃ではなくて、半潜水艇が攻撃してきたのではないかと思われた。 (上はイランに輸出された北朝鮮の半潜水艇)
こんな風に潜望鏡を出してもぐるようだ。
ただ、この海域はものすごく海流が早くて半潜水艇では、行動がむずかしいのではないかと言われはじめる。 魚雷ではなく機雷かとも言われる。
これは半潜水艇の攻撃パターン。
攻撃(だとして)後、1時間以上たってから北朝鮮方向に向かう飛行物体に対して、束草(戦艦かな?)から攻撃をかける。 のちに鳥だったと報告。夜に鳥?
撮影されていた沈没の映像。
潜水艦だとすればユーゴ級だと推定されたが、水深30mで軍事行動ができるのかな。
天安は後部爆発でなく、ほぼ真ん中でまっぷたつに割れたと判明する。 またバブルジェットという水柱が起きたか起きなかったかで、問題視される。 バブルジェットは魚雷などの攻撃により爆発後にさらに強烈な水の二次被害により艦を破壊するということらしい。
休憩に入っていた兵士が家族とケータイで話していた時間帯とほぼ一致するも、微妙に内容が変化する。 緊急事態が起こったと話す兵士もいる。このあたりは解明されていない。
後半になってカプセル型機雷の話しが浮上し始めた。 これならば設置したあと、付近を航行する船のスクリュー音を察知して独自に攻撃できるのだそうだ。 ならば、このNLL海域でいままでなぜ似たような事件が起きなかったのか。
沈んだ船体の調査から煙突などが破壊されて消えていることがわかった。 爆発とバブルジェットによる破壊は相当なダメージを与えていたことがわかってきた。
爆発の威力の比較。
あきらかに外部からの攻撃による沈没だとわかる。 (味方船による誤射ということも含んで、、、これはないか)
北朝鮮の命令系統はたったひとつしかない。 ただ、海上戦では北朝鮮は韓国軍にやられっぱなし。正面から戦ったら勝てないことはよくわかっている。 必ず報復するとも宣言していたことを考えると、金正日の直接の命令ではなく最前線の部隊の事後報告での攻撃のような気がする。軍事オタクではないが。
韓国は大韓航空機爆破事件のときも北朝鮮に報復はしていない。(北朝鮮も公式には事件を否定) 今回も事件の沈静化を図っているように見受けられる。 きのう(だったかな)、36名の遺体が見つかったと報じられた。 北朝鮮と休戦状態ではないことを若い兵士たちは理解していたのだろうか。
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