積年の食べず嫌いが解消!牡蠣と春菊のさわやか塩味パスタ
今日のランチは、パスタとそば粉のクレープにしました。 今週は仕事が忙しくてちょっと疲れたので、スパークリングを飲みたかったんですよねー。お酒に合わせて作りました。牡蠣と春菊のシンプルなにんにく・塩味パスタ(ペペロンチーノほど油も唐辛子も利かせていません)、軽く茹でたブロッコリーとシャキシャキ玉ねぎのオムレツ、レタス・さっと炙ったビアハム(スパイスが効いてる奴、もらいものです)を巻いたそば粉のクレープ(生地はそば粉を水で溶いただけ。そば粉は水分をいっぱい吸うので、小麦粉で作る時より大分水多めです。ソースはケチャップ+チリソース+タバスコ少々)、ちょっと前に作ったホムス(ひよこ豆と練りごまのペースト、我が家ではよく登場するのですがまだレシピご紹介してません。近日中には・・・)の残りとカリカリトースト。どれも美味しかった!泡進む進む。あっという間に1本空きました。中でも、今日のオススメはパスタ。これも、先日連れて行ってもらったイタリアン(というよりパスタ専門店に近いなー)のまねっこです。 お店で食べたのはコチラ。牡蠣がカリッとしてそうで、美味しそうでしょう?すごーく美味しかったんです。感動的に。これを真似してみました。(と言っても、前日そば粉焼きにした残りを使ったので牡蠣足りない~^^;)で、私が作ったのが上の写真。牡蠣少ない上に、春菊がやたら多いです。でもウマかったです。試作品としては上出来。・・・で。ここで重大な告白を。実は私、春菊キライなんです(あの香りがダメなんですよね~、同様の理由で芹とか香菜とかもダメ)。小さい頃からずーーーーっと嫌いだったので、すき焼きとか他のお鍋に入っていても、懸命に避けて他の具だけを食べていました(お肉に絡まった分なんか、一生懸命取ってたなー。笑)。だから、かれこれ30年は「食べず嫌い」の状態が続いていたはず。なので、上記のお店でも、周囲に心配されながらおそるおそる口に運んでみたのですが、・・・「あれ?美味しい・・・。すっごい美味しい!」。さすがに春菊そのものを「美味しい」とは思えないまでも、春菊の風味がこのパスタには必要なんだ!この風味があってこその牡蠣の旨味なんだ!!といたく感動しました(その後、小松菜や水菜で試してみたんですが、ダメだったんです。やっぱり春菊の風味でこそ!なんですね)。なので、人生初!スーパーで春菊を買うに至った訳です。でも、使い慣れない食材なので今ひとつ調理法がわからず・・・なのであんなに大量に入ってしまった訳ですね^^;作り方です。お店の方も敢えて「ペペロンチーノ」とは言わずに「塩味のパスタ」と仰っていましたが、味つけは本当にシンプル、にんにくと塩、それに微量のコショウだけです。オイルも少なめがいいんじゃないかな?<牡蠣と春菊のさわやか塩味パスタ>1) 加熱用の生牡蠣(8~10粒程度)はさっと洗ってざるにあけ、水気を拭いておく。にんにく1~2かけは包丁の腹で叩いて香りを出した後、みじん切りに(お好みで、つぶした後切らずに使っても美味しいと思います)。春菊(2~3束程度がいいみたいです。今回は多すぎ^^;)は太い茎は使わず、葉っぱの部分だけを4cm程度に切る。パスタ用のお湯は、ぐらぐらわかしておきましょう。2) パスタは、細めのロングパスタが相性が良いと思います。今回はディヴェラの1.6mmのスパゲッティーニ(2人分で100~120g)を使いましたが、個人的にはディチェコのキタッラの方が美味しかくできたかなーという気がします。これを、粗塩を入れたたっぷりの熱湯で茹で始めたら、ソース作り開始。3) フライパンにオリーブオイル大さじ1程度を入れ、弱火の状態で1)のにんにくと種を抜いた唐辛子1本を入れてじっくり炒め、香りを引き出す(火が強すぎると苦味が出るので)。香りが出たら唐辛子は取り除き、火を強めて1)の牡蠣に軽く小麦粉をはたいて加え、両面に軽く焼き目をつけ、1~2粒残して残りは取り出す(加熱しすぎるとプリプリにならないので)。ここに春菊とパスタの茹で汁おたま1~2杯を加えて、春菊がしんなりするまで蓋をして加熱。この段階で牡蠣エキス・春菊の香り・塩水の味のバランスを見る。シンプルな味つけなので、塩味をどの程度にするかは結構重要。この時点で「ちょっと強め」の状態にしておくと、パスタを混ぜた後ちょうどよいです。コショウはお好みで。4) パスタはアルデンテのちょっと手前でざるにあけ、すかさず3)のフライパンに入れてソースを絡め、3)で一旦取り出した牡蠣を戻してつぶさないよう混ぜ、お好みでオリーブオイルをひとたらししたらできあがり!醤油をちょこっと加えても美味しいだろうなーと思いましたが、今回はあくまでお店で食べた味に近づけるためガマン。牡蠣から出たエキス、春菊のさわやかな風味、粗塩のまろやかな塩気ににんにくの風味が相まって、シンプルですがすごくすごく美味しいです。味付けがシンプルなだけに、普段ならあまり気にしない「唐辛子・にんにくから苦みを出さない(焦がすと途端に苦くなるんですよねー)」「牡蠣は加える直前に小麦粉を少量まぶす(先にまぶすと水気を吸ってカリッと仕上がりません。一旦取り出して後で戻す分も、冷めないよううっすら温めておくとよいです)」など、細かい点に注意して作ってみました。いやーうまかったー。反省点は「春菊入れすぎ(だって他の調理法あまり知らないから使いきれないんだもん^^;)」ぐらい、かな?積年の食わず嫌いを解消したさわやかパスタ、牡蠣がお安いうちに是非!お試しあれ!!↓最近、ロングパスタは、四角い断面のキタッラがお気に入りです。もちっとして美味しいんですよー。トマトベースでもオイルベースでも、ジェノベーゼでも、どれにも合います。 アフェルトラ社 スパゲット・アッラ・キタッラ 500g アブルッツォ地方のパスタディヴェッラNo.13キタッラ(スクアドレッティ) 500g ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^