終わる世界、終わらない夏休み
“あと四日で滅亡する”と言われている世界。それでもいつものように学校に通い続ける芹沢和也。2年E組の教室に入るとそこにいたのは、唯一のクラスメイトとなった大舞都亜美。世界を救う方法を“残り4日間”で探そうとする二人を中心に描いた物語。その残り4日間というのが次の通り何だけど・・・◆1日目(7月4日)亜美に渡されたメモ帳を持って、セントラルタワー行く。◆2日目(7月5日)二人で図書館で調べものをする。そこで桜井深優に会う。◆3日目(7月6日)桜井の母親が出産する。その病院が暴動で火事になる。◆最終日(7月7日)世界が、青い光に包まれる。そしてまた、いつものように学校に通い続ける芹沢和也の姿・・・夏休みがずーっと続けばいいのにと何度となく思った事があるが、永遠に続くとなるとそれはそれで考えものだ。