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カテゴリ:幕末・あらかると☆
天気はいいし調子は良いし機嫌も良いので足を伸ばして日本橋へ
何気なく通り過ぎるばかりでちゃんと見たことなかったかも。 ここ日本橋は1604年に東海道・中山道・甲州道・日光道・奥州道の五街道の起点となったものです 橋を渡った脇に道路元標があるが、これはレプリカで実は橋の真中(道路の中央)に元標は埋め込まれているらしい。 う~ん、改めてみると良いかも。 でもどっから見ても写真を撮ろうにも高速が邪魔。 これのせいでなんか暗いし本当に無粋だ 獅子。 前足で掴んでいるのは東京市の紋章。 日本橋全体では32頭の獅子がいるらしいがどこにそんなにいるんだろ? 大きな翼のある麒麟像は1911年現在のアーチ型の石橋である日本橋が架橋された際に、 「ここから羽ばたいていく」と言う意味をこめて造られたとか、当時の東京市の繁栄を祈念して造られたとか言われてる 背中合わせにいる相棒とは阿吽になってる 「其角堂コレクション」でも出てきた富札。 富札といえばここ、椙森神社。 ここはもともと平安時代に平将門の乱を鎮めるために藤原秀郷が戦勝祈願をしたところといわれている 室町中期には江戸城の太田道灌が雨乞い祈願のため山城国(京都府)伏見稲荷の伍社の神を勧請して厚く信仰した神社だった そのために江戸時代には江戸城下の三森(烏森・柳森・椙森)の一つに数えられ椙森稲荷と呼ばれて江戸庶民の信仰を集めた しばしば江戸城下等の火災で自社が焼失し、その再建の費用の為に有力寺社で富くじが発行されたのだ 神社は関東大震災で全焼し現在の社殿は昭和六年再建。 境内には富塚の碑があり、ここで行われた富興行をしのんで大正八年に建てられた。(昭和28年再建) (案内板より) これがその富塚 富塚はほかに類を見ないと言われ日本で唯一のもので、今日では宝くじの元祖として多くの人々が心中祈願しているという 実はこの「椙森神社」私の持ってる地図に載ってないの 確かに狭いけどこんな良いところ載せないなんてもったいないぞ、地図。 じゃぁどうやってたどり着いたのか それはこれのおかげ↓ というのは冗談で親切なおじさんに教えてもらったのダ ありがと。 しかし道路にまで書いてある有名な神社、載せない地図って…(←まだ言ってる) てくてく歩いて今度は地図に載ってる十思公園 ここは 石町時の鐘 江戸で最初の時の鐘は本石町3丁目(現・本町4丁目、室町4丁目の一部)に設置された石町の時の鐘と言われている その後、浅草・本所・横川町・上野寛永寺・芝切通・市ヶ谷八幡・目黒不動・赤坂田町・四谷天竜寺と増えた 時の鐘は鐘つき役辻源七の書によると寛永3年(1626)に鐘楼堂を建てて鐘をついたことが記されている 本石町に設置された時の鐘は何度か火災にあって破損したため修理や改鋳が行われた 現在の銅鐘には「寛永辛卯四月中浣 鋳物御大工 椎名伊予藤原重休」の銘が刻まれており宝永八年(1711)に鋳造された(←ふる~い!) 石町時の鐘は明治に廃止されたが直ぐ近くには伝馬町牢屋敷があり、処刑も行われていた為、この鐘の音はまさしく「最後の時を知らせる鐘」であったろう 安政の大獄で吉田松陰・橋本左内・頼三樹三郎らほとんど刑死したがここにいたのだ。 伝馬町牢は慶長年間から明治八年市ヶ谷囚獄が出来るまで270年間存続し、入牢したものは数十万人を数えたといわれる 現在の大安楽寺・身延別院・村雲別院・十思小学校・十思公園を含む一帯たっだと言うからその広さにびびるほどだ せっかく移築してくれたのはうれしいけどこれじゃ良くわからないな 階段の下は路上生活者のものか洗濯物が干してある!し、見えないよ~! さわれなくてもいいから良く見たいよぅ 公園内には吉田松陰の碑があるというので探してみた 公園自体もそんなに大きくないけれど吉田松陰の碑は本当に隅っこにひっそりありました もっと立派なのを想像していたので意外な感じ どこかからいい匂いがすると思ったら… ふと気付くと公園の桜もつぼみが。早く暖かくなって咲くといいなぁ 直ぐ近くには 伝馬町牢屋敷跡に建つ延命地蔵尊。ここが処刑場の跡地と言われている ここには弁天様もいた トテモ美人なので思わず撮りました この写真じゃわかりにくいけどこの弁天様、開運の鍵を持ってる 京都の伏見稲荷のお稲荷さんが銜えていたのと同じ鍵だ そしてこの弁天様の使神と言われる蛇の石がある 北海道石狩川の石で古来アイヌの酋長のシンボルとされ、撫で石として厄除け、息災、招福の石として信仰された 確かにへびが彫ってあるのかなぁ? そういえば千葉へ行ったとき土方さんたちが宿陣した布施弁財天にも白蛇がいたっけねぇ? とりあず撫で撫でしておきました! 久しぶりにのんびり堪能した一日でしたぁ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月11日 23時28分54秒
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