中国で受験戦争を戦うのが無理ならどうする!?
前回、わが子は中国で猛勉強する子供たちと受験戦争を戦うのはまったくもって無理そうだ、ということを書きました。トップにはなれないとしても、できるだけ上を目指して頑張るというのも一つなのでしょうが、発想を180度転換して、勉強は本人の自主性に任せ、一つでいいから本人が好きで得意な分野を見つけ、それを伸ばしていく方向で考えるのがいいんじゃないか、という考えが思い浮かびます。ただ、大多数の子供が、できるだけ多くのことを勉強して、できるだけ高い点数を取り、できるだけよい学校に入ろうと同じ方向を向いて努力する(努力させられる?)なか、子供の自主性に任せるという方針を貫くのは、なかなか簡単なことじゃないですね。しかし、うちの子は本当に難しいと思うので、なんとか今のうちから自分自身で、自分の行く末をよくよく考えてもらうしかありません。親はいつまでも子供の世話ができるわけではありませんしね。羊が群れをなしてどこかに向かっている時、その群れを離れて、自分がこっちと思う方向に一人向かうのはよほどの勇気がいります。だけど、群れが進む方向に、必ず幸せな未来が待っているとも限りません。10年、20年後の未来がどうなっていて、どういう人が社会から求められているかなど、誰も分かりません。みんながそうするから安心と、群れの流れに身を任せて進んだ結果、その先は崖になっていて真っ逆さま、ってことだってありえないことではありません。だから、子供には、早くから自分の頭で考えることを教えたほうがいいのだろうな、と思います。とはいえ、つばめも、夫も、羊の群れと一緒に流れて大人になったクチなので、どうしたらいいのか分かりません。とにかく学校ではみんなと同じように勉強してほしい、家ではちゃんと宿題をやってほしい、と切に願うかわいそうなつばめ夫婦を尻目に親の心配などどこ吹く風のお気楽な我が息子なのでした。↓寝起き頭で編み物(小学校の技術家庭の時間に習ったようです。)寝起き頭で編み物 posted by (C)つばめ