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ニーハオ中国

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中国人の恋人を日本に招聘するビザ手続き

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2015/11/18

中国では数年前より11月11日にネットショッピングの
大キャンペーンが行われるようになり、
年々ものすごく売り上げを伸ばしているようです。
週末にかけて注文された品物の配達がピークとなっており、
道端で配達員たちが山のような品物を仕分けしている姿が
今の中国の町の風物詩のようになっています（笑）。
(最近は日本でも同様のキャンペーンをやっているようですね。)

さて週末、ある食事会の席で
台湾で長く暮らしたという日中バイリンガルの男性に
出会いました。

その方は両親が日本人で5歳まで日本で育った後、
お父さんの仕事の関係で台湾に渡ったそうです。
小学校・中学と9年間、現地の日本人学校に通い、
高校から現地校で台湾人の学生たちとともに3年間机を並べました。
（現地校に通わせる準備として、親御さんは中学から週1回、
　中国語の家庭教師をつけてくれたそうです。）
大学4年間はヨーロッパで学び、その後大学院は北京で学び、
現在日本語と中国語はペラペラだということです。
実際その方の日本語はつばめなんかよりよほどよどみなく流暢で、
日本人ならではの礼儀も併せ持った感じのよい方でした。

この方の中国語を聞く機会はありませんでしたが、
ご本人曰く、自分の中国語は相手の中国人に
外国人のような違和感は感じさせないと思います、
とおっしゃっていました。

その方曰く、第二の言語は高校から学ぶのがよいと
自分の体験から感じているということです。
その話を聞いて、つばめの左隣にいた女性の方から、
「私もそう思います！」とすかさず賛同の声。

その女性は、高校で中国語を学び始め、
大学でも勉強を続けたそうですが、
大学から中国語を学び始めた人と、高校から学んだ人とでは、
語学の伸びに大きな違いを感じるというのです。
大学から始めて2年勉強した人のレベルをみると、
自分たちが高校で2年間勉強した時点でこのレベルの人はいなかったな、
と感じるらしいです。
詳細は分かりませんが、つばめの右と左に座った方が揃って
「第二の言語は高校から」を主張されたことが
つばめの印象に深く残りました。

つばめも、高校生という感受性の強い時期に、
その言葉を話す人のグループの中に深く入り込み、
第二の言語にどっぷり浸かる環境に身を置くことで、
母語並みとはいかなくても、
大人になってから本で勉強するのとは違う、
実体験に基づいた自然な言葉を身につけることが
できるのではないかと想像しています。

ほら、だいたい流行や新語とかを生み出していくのは、
女子高生だったりするじゃないですか。
どんどん周りの環境から吸収し、
自分たちで新たな文化を生み出していける世代、
それが高校時代です。
大学に入ってから勉強しても決して遅すぎるということは
ないのでしょうが、大学生はほぼ人間として完成に近づいているのに対し、
高校はまだ発展途上の伸び盛りだという点で、
語学の吸収の面でも結構な違いがあるのではないかと想像します。

わが子も、語学の面だけでいえば
高校から日本へ行かせるのがいいのかもなぁ～、と思いつつ、
諸事情からそうはならない可能性が高いです。

しかしできれば10代後半～20代までに、
数年単位の長期にわたって日本で生活するという
体験をしてほしいと親としては願っています。

とはいえ、最終的には本人次第ですし、
語学だけがすべてでもないので、将来のことは
あまり確定的に考えても仕方がないですよね。

第二言語環境にどっぷり浸かって語学を身につける時期については、
義務教育が終了し、第一の言語がほぼ固まる中学卒業後、
かつまだ大きな吸収力のある高校時代というのが
高いレベルのバイリンガルになるのにはベストなのかもなぁ～
と個人的には感じつつ、しかし、教育の選択というのは
語学だけでは決して決められないものがあると
感じている最近のつばめです。

つづく。

↓ふたり目ちゃんの幼稚園、秋の運動会。
　園庭が狭いため、クラスごとに運動会が行われました。