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テーマ:最近観た映画。(39264)
カテゴリ:映画
今日は私がDCを離れるころに封切ってまだ劇場で上映されている、映画Sex And the Cityを見てきた。
テレビ版の話を全部引き継いでからのお話。テレビ版では、Mr.Bigとよりを戻したところで終わっているが、テレビ版だとその後二人は結婚したのかしら?という疑問を解消してくれる映画とだけいっておこう。日本ではまだ上陸していないだろうから。 けれど、キャリーの年齢設定は40歳だけど、相当ふけて見える気がする。あれだけカラフルな衣装を常にまとうキャリー役としては、ちょっとがっかり。 逆にサマンサ、50歳は実年齢的に相応なのかもしれないけれど、ちょっと若目。シャーロット、ミランダはそのままにかわいかったです。 それにしても、いかにもニューヨーカーらしい映画です。多分アメリカ人口の半分くらいは嫌いなんじゃなかろうか、このニューヨーカーくささが。 (ちなみに、NY人以外が「ニューヨーカーめ」なんていう場面というのは、車を脇から強引に割り込ませたり、信号無視して道路を渡っちゃうとか。逆に、ニューヨーカーは、開き直っている。自分たちも、ニューヨーカーだから、といっちゃう。だからって許されるわけじゃないのにね。) とりあえず、かなり物欲、物欲に生きている。あんた、一生毎日違う靴を履いても一生が足りないだろ?というくらい靴を持ってるし、何だかんだといって服は山のように持ってるし。 さらに、アメリカ式のストレス社会(とりあえず、成功しろ、成功しろという、日本と違ってある意味すごく健全だけどやりすぎ)の頂点ともいえる、NYは、何といっても感情の起伏を大きくさせてしまう。元気なときは鼻高々くらいなのに、へこむと真剣にどん底に落ちる。(まあ、一般的にいえることだが) まあ、なので、どん底に落ちた人用の精神科医が非常に多い。日本だと、狂人くらいしかかからないと思い勝ちだから精神科医にかかってるなんてそうそういえないが(とはいえ、鬱とか躁鬱とか最近出てきているので、認識が変わりつつあるのだろうけれど)。失恋したとか、浮気されたとか、そういうレベルでもかかる。 確かに、テレビ版のSex And the Cityでもキャリーはそういう場面を何度も見せているけどね。 まあ、素直に自分の気持ちを表現するといえば、その通り。よろずにつけ、何だかんだといって感情を隠しがちな日本人にはとまどうこともままあるが。その代わり、遠慮をしてくれないので、振り回されることも。日本人がいうKYなんてどころの騒ぎじゃない。 当然のことながら、好き嫌いはありますが。 とりあえず、いい意味にも悪い意味にも、ニューヨーカーらしい映画です。キャリーは結婚するのか?というところから秘密なので、かなーり外野も外野、かなりベーシックなバックグラウンドしかかけませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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