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我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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July 24, 2009
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カテゴリ:時事
今朝9:30からルース氏、ハンツマン氏の両氏がそれぞれ駐日、駐中大使になるにあたり、議会承認を受けました。

この承認というのも、まあ今回は儀式的なものです。

今回はオバマ政権、上院ともども民主党だし、オバマが指名すれば、通常通ります。

難航したり、承認拒否されたりするのは、ホワイトハウスと上院の多数党が違う政党の時。最近だとブッシュ政権で、ボルトンを国連大使にするときに、バリバリのネオコンをよりによって国連に送るなんて、そりゃ、さすがに常識はずれやろ!と上院が怒って拒否したことがあります。結局ホワイトハウスが裏技を使いましたが。

そういう意味では何の問題もないのですが、一応大使候補が所信表明をして、議員が対日、対中政策について大使の意見を聞く場となっています。

中国は別として、日本の場合は特に問題が表面化していないので、当たり障りなしです。

それでも、外交委員会にジョン・ケリーがちょっとだけいるというので、実質親日派のジム・ウェブが議長として仕切りってくれました。ハンツマン、ルース氏両方とも家族をほとんど連れてきてました。まあ、ハンツマンの場合は中国とインドの養子がいるので、宣伝にちょうどいいんだろう。その中国の養女は、一目で分かるようにチャイナドレスです。

だからだろうか、議長はわざわざルース氏の家族だけ立たせてちょっとでも注目が集まるようにしてくれました。

で、今回驚いたのが、大使の応援団に大物が集結。

ルース側には、モンデール、フォーリー元大使(彼らは、元副大統領、元下院院内総務というかなりの上の方にいた人たちである)、ダン・ブラッドリー上院議員がそれぞれ一言ずつ応援していた。

一方、ハンツマンの方は、ジョン・マケイン他上院議員が2名と、応援団3人ずつでした。

でも、こう書いて気づきましたか?大統領選負け組み集結でもあることに。

ジョン・ケリー、モンデール、マケイン。。。

ちなみに、ルース氏の前任者のシーファー大使の承認にも行きました。

応援団なんていませんでした。そのときはクリス・ヒルも承認していたが。見学者も格段に今回が多かったです。

本当に前はしけていて、3人くらいしか議員もきてなくて、うち一名は途中で入ってきて、明らかに地元の後援会に聞いて来い、と言われたであろう、質問をしてました。あわび?の取引が日本とうまくいっていなかったみたいで、どうなってるの?って。誰も知らんがな。

でも、この公聴会の内容は議事録に残されるので、議員的には仕事をしました、ってことになるので。答えは誰も求めてないし、シーファーも当然知らず、善処します、くらいな答えでした。

今回はそんなアホなことはなくて、ハンツマンだったら、人権問題をどうするんだ、とか、通貨はどうする、とか、環境問題はどうよ?とか切り込んできました。

そうはいっても、任地に行く前から厳しいことを言ったら、中南海に入れやしないから、共通点を見つけてがんばります、くらいにしかいえないのですが、それでも、よく事前に勉強したというか、よく知ってるんだろう、てきぱきと長い答えをしてました。

日本の場合は、民主党になったら、どう日米同盟に影響するか?とかそのくらいしか、焦点はないですな。

けど、いくら今回の選挙で民主党が勝つといわれていたって、そのうち空中分解しそうだし、その後また自民党が勝つかもしれないし、そんなに簡単に自民党は終わりさ、もう話もしないよ、なんて口が裂けてもいえないわけで、誰が政権につこうと、日米関係はしっかりしているよ、でも詳細は内政干渉になりかねないし(一応、外交上他人の国の選挙前にどの候補がいい、なんていっちゃいけないことになっている。そうはいっても、口が滑っていっちゃった元首たちはいます)、いえません。

でも、こういうときは、大概でももし弱まるようなことがあれば、すぐに善処しますと、前向きな態度を見せることはすごく大事です。

まあ、そうはいっても、よく日本のことを知らなさそうな印象は受けました。

ハンツマンが隣にいるだけに、な。。。





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Last updated  July 24, 2009 03:20:14 PM
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