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カテゴリ:アメリカ・日本の発見・比較
今日友人と話しをしていて、!だったこと。
日本は言霊文化なので、いざというときの対策が非常に手薄。リスク管理の対極にいるということらしい。例えば、契約書でも、アメリカよりも日本のは非常に薄っぺらい。何か問題が起きたときのことを書いていないから。有事法制も、その存在理由から議論される。 それは、言霊文化なので、口にしたら、起きちゃうかも、という恐れがあるので、いわないんだそうだ。 いいのか、それって。 別に口にしようが、口にしなかろうが、起きるときは起きる。 毎日宝くじにあたったらいいのに、とつぶやいていたって、当たらないときは当たらないし、当たるときは何もいわなくったって当たります。 だから、リスク管理はしておくべきである。 言霊のせいにするのって、本当は面倒なことを考えたくない、という怠惰な心なのではないだろうか。 全部を全部リスク管理する意思がないわけじゃないし。 例えば、地震対策は、みんなやらなきゃいけないって思うじゃん。各種保険に入ろうと思うじゃん。 そうはいっても、東京に大地震がくるときの対策って本当のところどれだけやっているのかは不明だが。。。そもそもみんなどうしたらいいかを話し合っていないから、大変なことになりそうだ。 滅多におきないけど、起きてしまったときの影響があまりに大きいから、事前に備えておきましょう、というのが、リスク管理のコンセプトなのに。言わなかったら起きないと信じていて考えないということは、起きてしまったら、どうしたらいいかについて、頭のトレーニングを放棄しているということでもある。 放棄しているということは、いざというときに大概どうしたらいいか分からなくて、慌てふためくということである。 そうしてあわてているときの思考って乱れているから、とんちんかんなことをしてしまったりする。或いは、思考が止まってしまうかもしれない。 そうすると、余計にあわててしまったり、大変なことになってしまったり。 さらに、そういうパニック状態は、他人にすぐ伝染する。民衆がパニックになったら、収まるものも収まらなくなるかもしれない。 オイルショック直後のトイレットペーパー不足なんていい例だ。何でトイレットペーパーなの?ってみんなちょっとでも考えれば、みんなして買い占めなくてもいいのに、買いだめしだして、品不足になっちゃった。 だから、考えておこうよ。 もし、昼間都心に大地震が今度きたら、どうするんだ?オフィスで働いていた人はどこにいく?公園などに向かうしかないが、公園って十分東京にあるのか?オフィス街周辺だと、日比谷公園、新宿御苑、浜離宮、北の丸公園辺りが大きい。けど、足りるのか?皇居や赤坂離宮も候補に入れないといけないんじゃないか? また、公園にいけても、そのときの水や食料、シェルター、トイレはどうする?その日のうちに家に帰れる保障もないし、昼間の人口2000万といわれているのに、全員ホテルに入れるわけもない。 学校の体育館とかも収容所になるんだろうけど、地元に住んでいるわけではない、働いている人たちは、どこにそんな学校があるんだか、ちゃんと知っているだろうか? 一応、住んでいる人は、地震があったら、避難する場所、というのはお知らせがくるけど、そこだって、地域の人たちが数日泊まる想定の水やシェルターの考慮ってちゃんとできてるんだろうか? 連絡網は?公園などに避難したら、ラジオとか携帯電話とか、情報伝達手段についても考えておかないといけない。 他にもまだまだあるように思うが、東京都とか、ちゃんと考えてるのか?ちゃんと知らせているのか? 不安だよねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 16, 2010 02:14:36 PM
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