我思う、ゆえに我あり

今日は友人のお葬式に行って来ました。

街中の小さなメモリアルホールのようなところで、エンバームメントを施したご遺体とその周りを囲むようにお花が飾られていました。（お花は別に全部白とか、白百合だけというわけでもなく、色とりどりのお花が飾られてましたが）

写真は、ご家族か友人が持ってきた普通サイズのものがいくつか、テーブルの上に飾られていました。

亡くなった友人は、ギリシャから来た移民で、テニスとダンスが好き（というべきか、女の子をくどくのに使っていた？）で、テニス仲間が大勢来ていました。（なので、高齢な割には、参列者の年代層が幅広い）

私自身はテニスはしませんが、テニス好きな友人につれられて、時々故人と一緒にランチをしたりしていました。

もう７０過ぎのいいおじいちゃんでしたが、男の美学があるというか、男たるものかくあるべし、とか、女はかくあるべし、というのがかなりある人です。

女の子は、髪の毛は上げるな（おろしている方がセクシーだと思うかららしい）とか、コーヒーはブラックで飲むものではない（男だけがやるものらしい）、とか。

いまどき、そういうこともいう人は少ないから、逆に新鮮に聞こえ、文句を言われるたびに笑っていたりしましたが、それもいい思い出です。

また、若い頃はかなりプレイボーイだったようで、生まれ変わってくるから、結婚しようね、（犬か何かに生まれ変わるの？なんていい返していましたが）なんて冗談をいう、茶目っ気たっぷりな人でもありました。

ご冥福をお祈りします。