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テーマ:源氏物語のお話(8)
カテゴリ:ちびたエンピツで
そのふらふら歩きの途中で 光源氏が五条に立ち寄ったのは 彼の乳母が病気だと聞いたからです。 そのお見舞いにやってきました。 京都五条は完全な下町です。 門が閉ざされたままの乳母の家の 門が開けられるまでのしばしの時間 光源氏は下町五条の街並みを眺めていました。 ただぼおっと立っていたのです。 あちこちに見慣れぬ花が咲いていました。 源氏は従者に質問します。 あれはいったい何? 光源氏が初めて夕顔という名前を知った瞬間です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月15日 00時48分36秒
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