「うたう警官」佐々木譲
先日直木賞を受賞した北海道在住の作家 佐々木譲さん。以前「笑う警官」が映画化された時に地下鉄の吊り広告で知って以来、「道警の話だなんて面白そう」とずっと読みたいと思っていました。図書館に「うたう警官」があったので借りてみました。分厚いので返却期限までの2週間で読み終わるか心配で、おまけにオリンピックを観るのに忙しくて1週間ほとんど読まなかったのだけど、本格的に読み始めたら面白くて一気に読んでしまいましたまず、舞台がほとんど札幌なので地名がすっと頭に入ってくる。フィクションだけど、大通署は去年免許更新に行ったあの警察署がモデルね~、って具合。あとは警察の内情がわかって面白い。警察官でも、国家公務員のキャリアと地方公務員がいるんですね。他の作品も読みたくなりました。