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ゆきよきの言語学・夏目漱石・日本史

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2014年03月20日
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カテゴリ:言語学
 町田氏はこの表現について、「自然の姿が数多く残っているということを言いたいのだろう」としながらも、「ただ「色濃い」は、ある傾向が強くみられるという意味を表す」し、「ある傾向が見られるためには、それが常に変化する可能性を持っていなければならない」として、「人間の感情」を例に挙げた後、「「自然」は、そのままであれば特に変化をしないものだから「色濃い」とは結びつかない」と主張し、「自然を「豊かに」残していると言えばよい」と結論する。

 「自然」について、「それが常に変化する可能性を持って」いないというのは、全くの誤謬である。町田氏は進化論や地球の生成発展過程を否定するつもりだろうか。

 何よりも、「それが常に変化する可能性を持って」いるかどうかは、それを捉える人間の認識次第であり、客観的にどうかは本来無関係である。逆に言えば、町田氏は「自然」を固定したもの、変化しないものとして、形而上学的に捉えているのである。だからこうした誤りを犯すのである。これまでの町田氏の見解からして、こうした誤謬を新聞紙上に掲載することはやむを得ないというより、論理的強制である。





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最終更新日  2014年03月20日 12時48分58秒
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ガラスの玉は、本物の真珠をきどるとき、はじめてニセモノとなる。

政治の分野であろうと学問の分野であろうと、革命的な仕事にたずさわる人たちは道のないところを進んでいく。時にはほこりだらけや泥だらけの野原を横切り、あるいは沼地や密林をとおりぬけていく。あやまった方向へ行きかけて仲間に注意されることもあれば、つまずいて倒れたために傷をこしらえることもあろう。これらは大なり小なり、誰もがさけられないことである。真の革命家はそれをすこしも恐れなかった。われわれも恐れてはならない。ほこりだらけになったり、靴をよごしたり、傷を受けたりすることをいやがる者は、道に志すのをやめるがよい。

孤独を恐れ孤独を拒否してはならない。名誉ある孤独、誇るべき孤独のなかでたたかうとき、そこに訪れてくる味方との間にこそ、もっとも深くもっともかたいむすびつきと協力が生まれるであろう。また、一時の孤独をもおそれず、孤独の苦しみに耐える力を与えてくれるものは、自分のとらえたものが深い真実でありこの真実が万人のために奉仕するという確信であり、さらにこの真実を受けとって自分の正しさを理解し自分の味方になってくれる人間がかならずあらわれるにちがいないという確信である。

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