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カテゴリ:ヨーロッパ
ルーマニアから来たスサヌが、夜8時半頃突然やって来た。
「実はね、スーツケースをロストバゲージしてるの。聞いてみてくれる?」 なに!? 到着は朝だったんだから早く言ってくれたら調べられたのに・・・。 空港への問い合わせは9時まで。 今日もまた・・・私の夕食は抜きとなった。 すぐに空港へ電話する。まだスーツケースは見つかっていなかった。 見つかり次第私に電話をくれる事になった。 その話を聞いた途端にスサヌは不機嫌になった。 「私はスーツケース無しで、服も化粧品も全て買わなくてはいけないのよ! もう一度J○Lに電話しなさいよ」 同情はするけど、私に言われてもなぁ・・・。 それにJ○Lじゃなくてエアー○ラ○スで来たでしょう?。 また航空会社に電話する。 (この空港にはエアー○ラ○スの事務所がないので、J○Lが窓口) もちろん、何度聞いても答えは同じ。 「じゃあ、乗り換え地のフランスに電話しなさいよ」 えぇ~~!? フランスに? 困っていると、騒ぎを聞きつけてきた男性がそれを止めてくれた。 「それならYulia、明日の朝、始発で一緒に空港に行きましょう!」 私は明日は休みだった。(言ってあるのに・・!) しかもなぜ始発??? 次の日。休み返上で朝5時のバスに私とスサヌとなぜかもう一人。 一人だとやり込められるかもしれないから、2人で抗議するんだそうだ。 空港ではJ○Lの担当者が待っていた。まだスーツケースは見つかってなかった。 乗り換え地のフランスでも見つからない。 最初に乗ったルーマニアからは一切回答無し。 窓口で揉めにもめた結果、彼女は一万円を手にした。 最初は一万円をゲットして喜んでいたスサヌだったが、帰りのバスではまた不機嫌。 「たった一万円で何を買えるっていうの??」と・・・。 けど、J○Lは関係ないのにお金を払ったんだよ~~? それから帰国日までスーツケースは出てこなかった。 帰国の日、スサヌは言った。「あなたのメールアドレスを教えて。ルーマニアに着いても出てこなかったら、あなたにまたメールするから」 私に、どうしろと・・・・・? そして、お別れの時間。 「日本人って、一体どうして休みをとらないの?」と言って去って行った。 あなたが休みを返上させたんですよっ!!! ねぇ、“ありがとう”って言葉、知ってる(笑)~~~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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