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私のたからもの

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あゝ平凡なる我が人… 芍藥の歌さん
2006.04.09
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カテゴリ:ヨーロッパ
某スポーツの世界大会に出場したスロバキアのルボスとマロス。
私はちょっとあいた時間があると、彼らと一緒に「イチ・ニ・サン・シ・・」
と日本語で指を数えながら、時々数字を教えていた。
たまには、ぱっと指を見せて「これ、何本?」とクイズをしたり。
2人はいつも楽しそうに日本語の数字を覚えていった。

それから2週間の間、彼らのレースがある時は、声を張り上げて応援したスピーカ
レースが終ったら必ず会いに来てくれて
「応援してくれたんだよね?ありがとう」
「うん、すごい頑張ったね!」
英語があまりできなくても、身振り手振りと新しく覚えたスロバキア語の挨拶で話をした。
たまには川原に座って一緒に話したり、レストランで一緒に食事をしたり・・・。

ある日、レストラン内を歩いている私をルボスとマロスが呼び、手招きをされた。
そばに行くと、「これ、yuliaへのプレゼントだよ」と言われ、包みを渡されたプレゼント
中にはスロバキアチームのTシャツと帽子。
私もスロバキアチームの一員になった。

彼らの帰る日。
2人が乗る予定の、空港近くのホテル行きのバスがやってきたバス
私はボロボロ泣きながら、「必ず北京オリンピックで会おうね」と言いつづけた泣き笑い
2人は私に大きなハグをして、いっぱいキスダブルハートをしてバスに乗り込んだ。
そして、ルボスが手を振りながら、覚えたての、彼の精一杯の日本語を私に向かって大声で言った。

「こんにちは~~!」

バスの中で、事態を見守っていた他の乗客は大笑い。
私も思わず少し笑ってしまった・・・。

でもそれは、ルボスなりの一生懸命の“さようなら”だ。
私の心に響く、彼の精一杯のさようならだった。

それに・・・ずっと泣いてばかりの私が、最後にちょっとだけ笑顔になってお別れが出来た。スマイル






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Last updated  2006.04.09 14:25:14
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