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カテゴリ:スンイ君・ホリム君語録
年末・年始に我が家へ泊まりに来てくれていた
中国籍朝鮮族の玲ちゃん。 私と話す時は韓国語。 他の人と話す時は日本語。 さて、最近のホリム君は お気に入りのc-popをすっかり覚えてしまって (正確には“私のお気に入りのc-pop”ですが・・・) お風呂の中でも、お散歩中でも 電車ごっこしている時の鼻歌でも いつもc-popです。 “よ~まんぶどちゃりじゅ・・・” 舌ったらずな中国語が 妙に可愛いのです。 その気持ちは玲ちゃんも同じくで ホリム君が中国語を歌うたびに思わず笑いがこぼれています。 さらに 「“オンマ”って韓国語で呼びかけて その後日本語で話しながら 急に中国語で歌を歌うから・・・・面白くってぇ~~」と、 ホリム君&スンイ君の会話を いつも楽しんでいるようでした。 ある時、ホリム君が床に落ちているゴミを見つけて持って来ました。 ホリム:「オンマ~。これ・・」 母:「あっ、ゴミね。“ポイ”して」 ホリム:「ん??? 何???」(←意味が分からず) 母:「ポリョジョ(韓国語に言いかえる)」 ホリム:「は~~~い」(今度は分かった様子) そばにいた玲ちゃんはくすくす笑って 「韓国の子供みたい・・・」 その夜 私がスンイ君に絵本を読んでいました (産まれてから今日までずっと続く日課です) 母:「“あぁ、僕にも翼があったらなぁ”」 スンイ:「オンマ、“翼”って・・・なぁに??」 母:「“ナルゲ”(韓国語)の事だよ」 スンイ:「な~~んだ、“ナルゲ”かぁ」(納得したスンイ君) またまた玲ちゃん吹きだしてしまいました さらに、昼間 ボール遊びをしていた時のことです。 ホリム君がボールを投げて 私が受け取るという単純な遊びをしていたのですが・・・ ボールを投げたホリム君が言いました。 「オンマ、“チャバッタら、だめ”」 そばにいた玲ちゃん、しばらくこの“ホリム君オリジナル用語”に気付きませんでした。 それくらいあまりにも自然だったのです。 でも、この言葉。 前半の“チャバッタ”は韓国語で 続きの“~ら、だめ”が日本語です。 両方の言語が分かる人だと、一瞬その事に気づかず 普通に受け入れてしまいそうな言葉なのです。 しばらくして・・・玲ちゃん。 「わぁ~、気付かなかったぁ!」とびっくり。 この話をたまたま電話してきたソウルのユンにもしてみました。 するとユンもちょっとの間分からず “造語”だと気づいてからは それはもう感動・感動 「すごい!すごい! これは“言葉を勉強した大人”では 絶対に思いつかない、考えられない事です。 しかも完璧に出来てる!!! 一瞬、なんにも間違って無いように思えたんです! 普通に、受け止めてしまったんです!!」と(笑) さらに 「これを活用するとしたら・・例えば~ “パブ、モゴッタらだめ”(ご飯を食べてはだめ)って事ですよね」などと 活用まで考えてくれました。 子供の力ってすごい~!って思うのは 今自分が持っているすべてを使って話しているという事です。 ホリム君もスンイ君も、どの単語が何語なのかなんて関係ないのです。 そして・・・・。 そんなホリム君・スンイ君の言葉を楽しむ事が出来る私も幸せです。 だって私が両方の言語を知らなかったら 今回のホリム君の“奇跡の造語”を聞いて ユンや玲ちゃんと一緒に感動して わくわくすることが出来なかったでしょうから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.30 13:40:29
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