カテゴリ:想い
母が倒れたのは17年前の10月のことで、 その翌年の1月に次女が出産予定の私は、 3歳になるまえの長女を連れて実家に長く滞在しました。 横浜からは、4歳と1歳の子どもを連れた妹がきていて、 私は家事を担当し、妹が看護につきました。 時に、3人の子供たちと連れて、父と見舞いに行きました。 おなかの大きな私は3人を連れて病院に行くと、 まわりの人たちから注目されていたのを思い出します。 左半身不随になった母は、鬱に陥り、 ものを言わなくなりました。 私はその母と向き合うことで、言葉にならないところの 想いをくみとる体験をつむことができました。 それが今、自閉症の子どもたち、不登校歴のある子どもたちと 接する時には、とても生きています。 言葉にしないところで、人々の思いは、発せられているのです。 それが、行動です。 2年前の入院時には、母はゆいいつ動く右手を振り回して、 その想いを表現していました。 どんなに嫌な思いをしているのか、をです。 けれども今はその右手も思うように動かない・・・ ならば、私が母のそばに寄り添っていこうと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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