![100709_1537_01.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/752235d084b5fc51815c1d50005bbffabd8a6d30.63.2.2.2.jpg?thum=53)
昭和よりも平成の子どもの方が
アトピーの子どもたちが増えている、ということが
言われたのはまだ平成1桁の頃・・・・
わが子が生まれてみたら、ひどいアトピーでした。
私なりに妊娠時から食事療法らしきものを試みて
特にアレルギーに関係する3大食品を避けて
油や砂糖も避けました。
けれども皮肉なことに、食べるものを選んだがゆえに
その食品に関係ないものとしてパンや手づくりのスコーンなど
お菓子を食べていたところ、
卵や牛乳のほかに小麦のアレルギーまで持ってしまいました。
結局は生まれる前半年ほど除去したとしてもそれ以前に
蓄積されたものが遺伝子レベルにて影響していたようです。
次女の時は、長女が生まれてよりまる3年間食事に
気をつけていたこともあってか比較的
アトピーの方は軽くて済みました。
ところが次女の場合は生後まもない頃より
気管が弱いのが顕著にわかりましたね。
それはわが子だけではなかったようです。
長女が生まれてより気がつくようになったことは、
わが子同様にアトピー肌の子が多いということでした。
そして4歳になると同時に喘息を発症・・・・
でもその頃はまだ喘息の子どもというのは
少なくて私は、子育てサークルの全国版の会報を
通じて喘息の子どもをもつお母さんとの
情報交換をする通信の発行を呼びかけたほどでした。
今驚くのは、次女と同じ学年の子に、喘息の子が多いことです。
長女の時には同じクラスに1人いるかいないかでした。
次女の場合は、何人もの子がかつて喘息が出ていたとか
現在も入院するまでの発作になることがある、という人の話を
結構聞きます。正確には統計をとらねばなんともいえませんが、
5~6人はいるという感じでしょうか?
意識されないところで始まった環境破壊や食生活の乱れは、
このようにして目に見える形となって
その影響を見せ始めています。
その意識されていないものときちんと向き合って
意識していくようにすることがまず
大事なことのように思います。(2007.03.10)