カテゴリ:引きこもりおよび発達障害児への支援
15年ほど前に引きこもりKHJ親の会の存在を知ったのは、 鳥取の日本海新聞に、国会に働きかけている活動の記事が 掲載されていたからです。 鳥取も今年ようやく引きこもりKHJ親の会の支部が立ち上がりましたが、 その頃は引きこもりの人たちが、助けを求める場はありませんでした。 その時に本部に問い合わせたら、 石川県に支部があると教えてもらいました。 その頃の会長さんは、隣町に住んでいる方でした。 実際に北陸会に参加したのは、今から6年前のこと。 昨年も父の容体が悪くなってからは、参加できずにいましたが、 久しぶりに参加してみて6年間の月日を感じました。 というのは、参加者の顔ぶれがわかるようになってきていたからです。 6年前の弟は、踊り場の状態にいました。 派遣の仕事がある時には、仕事をしていましたが、 それ以外は、家にこもっていました。 電話の対応も宅配便などの荷物の対応もしません。 コミュニケーションがとれない状態に近かったのです。 少し社会との関係は持てるようになってきていたものの、 はためから見ていると不安材料も多く、 「どうしたらよいのかわからない」状態を抱えていました。 私が石川に移り住んで12年目。 最初の6年と、後半の6年の違いは何かというと、 家族以外にサポートをしてくれる方々とつながったということです。 その頃は、まさに身内のサポートの限界というものを感じていました。 その限界こそが、昨日の学習会で語られた 源家族から来ている、無意識の鎖ともいうべきものだったように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.12 05:37:15
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