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2003.06.09
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カテゴリ:
「子どもへのまなざし」児童精神科医 佐々木正美著 福音館書店発行から。
今日の読書会は、人といっしょにくつろぐこと、育ち合う子どもについて。心にとまったセンテンスがいっぱいで引用がとっても多いです^^;

◎人とくつろぐ
>育児不安のお母さんは、いろんな人との人間関係がうまくいってないのですね。うまくいかないという以前に、人づきあいがわずらわしいという人も多いのです。ところが、親子も人間関係ですから、わずらわしくてはいけないのです。子どもといっしょにくつろぐことが必要なのです。
>現代人のひとつの大きな不幸は、人との関係から開放されなくては、やすらぐことができないというようなところがあることです。
>もちろん、人間には孤独の喜びとか、ひとりでいることのくつろぎはありますよ。けれども、人との関係のなかでも、くつろげなければいけないと思います。そういう、いっしょにくつろげる人を、どうやって得るかがだいじなことですね。本当は、相手の心にひぎき合うことのできる感性を、自分でどのように育てていくかということだと思います。
>私たちは、今日、どうしたら人といっしょにくつろげるかということを、多少、努力してでも、こころみるべきだろうと思います。子どもを連れて家族だけで小旅行をするとか、動物園にいくというのは、確かに気兼ねがないです。けれども、そうではなくてお隣の家族をさそっていくとか、親戚の家族といっしょにでかけてみるということも必要ではないでしょうか。
>家族同士でさそいあって、ちょっといこうじゃないかといえるような、そういう、人にたいする親しみを、私たちは取り戻そうとよびかけたいと思います。・・・(中略)・・・何家族かでいったほうが、それだけ社会のなかにいることになるのです。親とだけでいっていたのでは、本当の社会性は育ちにくいのです。何か俗化でいくと、子どもの社会性という意味では何倍も成果が大きいのです。
>そうすると、子どもは子どもたち同士でも、行動できるようになるのです。・・・(中略)・・・自分たち家族だけだと、みんな親にコントロールされた動きしかしないのです。だから自分の判断で行動しないのです。


職場の同僚に、休みの日には自分ちの子だけでなく、近所の子を何人も引き連れてるパパがいます。自分ちの子だけでも、小さい頃から自転車で連らなって“りんりん隊だぁ”と、いろいろなところに遊びに連れていかれます。出先で見かけたときなどは、「お休みなのにご苦労さまです」とそっと遠くから見守るだけにしたくなります(笑)。
いつも、すごいなぁっと思っていましたが、思い返せば自分が幼いころは、そういうことって日常的にありました。どこかの家族とお出かけするのがすごく楽しみだったり、親以外の大人とのお出かけに子どもながらにちょっと緊張したり。。。
今の自分がそういうことをするかなぁと振り返ったら、やっぱりちょっとわずらわしいなぁと思っている自分に気づきました。

◎育ち合う子どもたち
>子どもというのは、自分の子どもだけが育つということはありえなくて、人と、とくにほかの子どもと育ち合うのです。親は、自分の子どもといっしょに育ち合ってくれる子どもたちが、視野に入っていなくてはいけないのです。自分の子どもはよその人に育てていただこう、ご近所の人たちに育てていただこう、親戚の人たちに育ててもらおう。そのかわり自分も、よその子どもをいっしょに育てようという気持ちを、いつももっていることが大切です。みんながこういう気持ちを失ったら、子どもはまず、社会人としての人間に育っていかないと思うのです。
>子どもというのは、育つというよりは育ち合う存在ですから、この「育ち合う」ということを、子どもを育てている人たちは、よく考えるべきです。自分の子どもが育っているということは、自分の子どもといっしょに、育ち合ってくれる子どもがたくさんいるということなのです。
>ところが、親が「子ども同士で育ち合う」ということを知りませんと、自分も子どもだけを一生懸命に教育しようとします。たいせつな勉強を学校の先生から、水泳やサッカーをスポーツクラブのコーチから・・・(中略)・・・大人からいろんなことを教えてもらっていれば、大丈夫と思ってしまいます。そして、家庭では親がきちんとしつけをしてさえいれば、申し分のない子どもに育つと、思いちがいをしている親がいないでしょうか。
>子ども自身が、自分の年齢相応の社会性を身につけていかなければ、その子どもたちは、子どもたちの社会にはなじめないのです。今日、児童精神衛生のクリニックは、社会性の不足した子どもたちでたいへんな混雑です。・・・(中略)・・・彼らの多くに共通していることは、なにごとも大人からしか、学んでないということです。
子どもは、子どもから学ばなければならないのです。子ども同士でおたがいに教え合わなければ、子どもは社会に適応するための、社会的人格を身につけることができないということです。


年齢相応の社会性は子ども同士で学びあう。。。そりゃぁそうですよね。母親は子どもが保育園や学校に行くようになると、自分の知らない子どもの世界があることにちょっぴり不安になります。それまで、密着していたので、子どものことは何から何まで知っていて当たり前だったんですから。でも、親の保護からほんのちょっぴり外れたところで、子どもっていろんなことを学ぶんですよね。良いことから悪いことまで、それらの加減や許容範囲などなど。。。

◎まず、自分が人の善意を信じる
>人間には日常的な心理の不思議な一面があります。それは近所でも家族でも親戚でも、あるいは友人の家族の場合でも、相手の家族が自分たちの家族にたいして、どういう感情をもっているかということは、こちらが相手にたいして思っている感情と、ほぼ一致するということです。
>親子関係もまったくおなじなのです。ですから、「親が僕のことを不足に思っている」と感じる子どもは、子ども自身も親のことを不足に思っているのです。親が子どものことを「ありのままでいいよ」と思っていれば、子どものほうでも、「僕にとっては、そのままのお父さん、お母さんで十分だよ」と思っているわけです。親が子どもにたいして、「まだあそこがだめだ、ここがだめだ、あるいは、ここがこうなればいいな、あそこがああなればいいな」と思っているうちは、子どものほうだっておなじように、親にたいして不足だらけに思っているわけです。こういうことは人間の心理の、人間関係の鉄則なのです。


鉄則。心に刻みますです。





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Last updated  2004.08.07 00:52:01
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